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Daffy and the Devil ふたたび

Daffy and the Devil(『ダフィーと小鬼』)は、グリムでいうと「ルンペルシュテルツヒェン」に相当する話。グリム版の結末があまりにも凄惨で気になっていたところ。名前をあてられた小鬼は自分で自分の身体を引き裂いてしまうのだ(ちなみに、ジェイコブズ版の「トム・ティット・トット」は消えてしまう)。これじゃ小鬼がかわいそうだと思うのは私だけか?

その点、ハーヴ・ツェマックの再話したこの話は滑稽。安易に自分の仕事を小鬼にまかせてしまったことへの代償が、作ってもらったものが灰になるという結果にいたる。なんとそのとき、小鬼のつくったものを身につけていたラヴェル卿は、帽子と靴だけになってしまう。このテクストがマーゴット・ツェマックの絵と結びつくと、何ともとぼけたおかしみを感じさせる。そして、私はちょっぴり安心する。

「大工と鬼六」もこの系統の話。ただしこれは、ヨーロッパから輸入されたという説もある。鬼六も泡となって消えてしまうが、川の神様を鎮めたという解釈にはならないだろうか?

『ダフィー・・・』のおかげで、ずっと気になっていたことが少しわかったような気がする。

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