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シンデレラ

基礎演習Ⅰ(英文学科一年生)の後期は、昔話やファンタジー作品の有名どころを選んで、さわりの章を原典で読んでいる。

昨日は、グリムの「シンデレラ」をピーター・カーターの再話で読んだ。学生が知っているのは、ディズニーかペロー版なので、グリム版の、姉さんたちがつま先や踵を切ったりする場面には、びっくりしていたようだ。その後、日本のシンデレラとして「紅皿かけ皿」「お月お星」を紹介。「お月お星」は、鈴木サツさんの語りを小澤俊夫先生が、標準語に再話したものを読んだ。サツさんの語りをCDで聞いて馴染んでいる私には、この再話にはびっくりしてしまった。とくに「声に出して」読んだときに、原話との違いがきわだった。六部になった父親が、二人の娘を捜しに旅に出て、鐘をたたきながら歌う歌の調子があまりにも変わってしまっているのである。

「シンデレラ」の絵本も紹介。Cinderella Skeletonとアール・デコのシンデレラ絵本に学生が大きく反応。この二册は私もとくに気に入っている。Cinderella Skeletonは、映画「コープス・ブライド」に似ているとの声があがる。

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世界のシンデレラ

わしこさま:こんにちは。
 シンデレラと伺い思い出したのが、子どもたちの書いたレポートのことです。これは、4、5年生のクラスのグループ発表で、世界中に伝わるシンデレラ民話について絵本を読んで報告するというものでした。ペローのシンデレラだけでなく、中国、ラオス……と絵本はいろいろ出ているので、格好の多様文化学習になります。ガラスの靴が印象的なお話でしたが、さまざまな国で伝えられる内容を読むと、それぞれの視点からの文化理解につながります。米国らしい授業だなと思いました。

コメントありがとうございます。「シンデレラ」の類話研究は、いわゆる「総合的な学習」ですね。このような学習は、図書館が充実していないとできませんし、教師が図書館を活用できないと難しいですね。「シンデレラ」話は、はるか8世紀の中国まで遡ることができるのだそうです。ところでアールデコのシンデレラ絵本ご存知ですか?

わしこさま:アールデコのシンデレラ絵本とは、聞いただけでもため息の出そうな書物のようですね。いいえ、目にしたことがないので、お目にかかってみたいなと思います。シンデレラ類話研究は、日本では総合学習ということかもしれませんが、こちらでは典型的な国語教育のスタイルになります。言語+αの合科型アプローチが学習の核をなすので、科目がひとつだけで終わってしまうことは、上手い教師であればまずないでしょう。小学校から大学まで、どこでも学習の基本は合科型。それだけに図書館の存在は、重要な部分を占めますね。このあたりは、絵本手帖でのご質問にも関わってくる話題だと思います。

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