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終わった!

昨日でようやく今年度の最終授業がおわった。なんだか肩が軽くなった感じ。最終授業のテーマは「私たちにはなぜ物語が必要なのか?」というものである。物語とは何か? 物語は何を伝えるのか? 物語の意味とは? などという疑問を基底にして、その疑問に深くわけいるところから、我々の役割を考えたいと思ったからだ。もちろん、私にだって確たる答があるわけではなく、さまざまな人の意見に耳を傾け、著作を読みながら、いま考えていることをまとめた。受講生の思索のきっかけになってくれることを願って授業を終えた。

ひこ・田中さんは『ふしぎなふしぎな子どもの物語』で「物語が届けられるならどんなメディアでもかまわないと私は思います。他のメディア[テレビ、ゲーム、ビデオ、アニメなど]が非難されたために子どもが物語嫌いになることの方を私は怖れます」と仰っていたが、子どもは本質的に、いや人間は本質的に物語に支えられて生きているから、「物語嫌い」になることはないと思う。それよりも私が危惧しているのは、現代の子どもたちは物語を受けとめる訓練ができていないのではないかとの「怖れ」だ。あるいは「物語を受けとめる心や身体や頭が育っていない」状況である。

「物語とは」というテーマについては引きつづき考えていきたい。私はまた、「物語を手わたす側のおとなが物語の基本について学んでいない」という事実とそれに対する危機感をもっている。

昨日、母親と小学校高学年ぐらいの男の子が二人で山のような荷物をゴミ収集所に運んでいた。ちらりと目にした中身は、「★年生のドリル」というような参考書類の山であった。中学受験が終わったんでしょうね。こういう子どもたちは存分に物語を生きて暮らしているのだろうか。

<覚え書き:物語を考えるために使った絵本・お話>
『えをかく』/『ヤクーバとライオン①勇気』/「三人の旅人」

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