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セルズニックから繋がって

ア★マゾンのサイトでセルズニックがアンドリュー・クレメンツの作品に挿絵を提供していることを知り、読書の合間に3冊読んだ(読書の合間に読書って何だ!)。 Frindle, The Landry News, Lunch Money, である。日本語訳は講談社から。読者対象は小学校4、5年生程度。結末が少々ご都合主義的で誇張されているところが気にかかるが(「誇張」は、アメリカ文学の特徴のような気がするが)、どれも面白く読んだ。アメリカの児童文学作品はYAを中心に読んでいたので(ニューベリー賞の受賞作品はYAにシフトしていると見てもよいかもしれない)、この人の存在は知らなかったが、とても人気があるそうだが、それもよく解る。

とくに私は The Landry News が気に入った。地味で目立たない女の子が、自分の作った壁新聞で教師批判をすることから物語は始まる。批判された教師(かつては優秀な教師として表彰されたこともあるが、今ではいわゆるM教師)は、その記事に憤慨するが、それを乗りこえて、クラス新聞を作る生徒を支援しながら、子どもによりそう教師になってゆく。その中で、「真実」はどう語られるべきかということがクロ-ズアップされる。

子どもたちの自主的な活動に対して、センサーシップを発動させ、そのことを利用してM教師を辞めさせようと画策する校長にリアリティがあった。問題の本質をすりかえて権力を発動するあたりはニヤリとしてしまった。しかし、現実には、問題を表面化させないために、決断を先送りし、責任を回避している管理職のほうが多いのかもしれない。

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