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おどろき

K大学の「コミュニケーション」の授業が、昨日から始まった。月曜日は、「休日法」の関係で休みになることが多い。始まったと思ったら、来週は「おやすみ」。脱力する私である。

ところで、この授業、最終的には「英語で物語を語る」ことを目標にしている。春学期は、"The Three Billy-Coats Gruff" と"Leopard that Lost a Spot" を二人で語ることに挑戦した。発音、リズム、発声などにおいて長足の進歩が見られ、学生の努力も大いに評価すべきで、授業も楽しかった(少なくとも私は、ほとんどきりきりすることもなく、春学期は終了)。

秋学期には「日本の昔話」の英語版に挑戦しようと思って、授業に臨んだのであるが、彼らはほとんど昔話を知らない。「桃太郎」「金太郎」←昔話だっけ? 「一寸法師」あたりが話題にのぼっただけである。もちろん「白雪姫」だって、一回しか死なない、王子のキスで目覚める「ディズニー版」しか知らないのである。これには、びっくり、というか、がっくり。どこまで彼らのテンションを高めて、「語り」にまで持ってゆけるか、ゆくすえには、かすかに暗雲が立ちこめている。

昔話は、もともと口伝えの文芸であるから、文章には過剰な修飾や描写がないし、繰りかえし表現もあるから、外国語の学習には最適だと思われる。しかし「暗唱」から「語り」に持ってゆくのは、たいへんな努力がいる。語り手は、自分の中にできるイメジを英語で表現してゆくわけだから、物語を細部にまで理解してなかったり、うまくイメジを作れなかったりすると「暗唱」にしかならないのである。でも、やり遂げたときは、みな、いきいきした顔をしている。秋学期もがんばろうぜぃ、みんな。

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