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忘れたころの読み聞かせ

新年度第1回目の「読み聞かせ」にいってきた。新3年生に『おまたせクッキー』(ハチンス/偕成社)、『ひゃくにんのおとうさん』(福音館書店)、『ひよこのかずはかぞえるな』(わしこ訳)を楽しんできた。教室に入ったとたん私の顔を見て「あっ!」っと声を上げた女の子がいた。私が『ウラパンオコサ』を読んだことを覚えていたらしい。まわりの何人かの子どもたちも反応していた。読んだ絵本を覚えてもらっているのはとてもうれしい。

『おまたせクッキー』は、結末を知っている子もいたので、「知っている子は内緒にしておいてね!」といってお願いしておいたので、「ネタ」が割れることはなかった。とはいえ、もちろん途中から予想がつくのだけれど。お話の中で、だんだん人がふえてゆくと、子どもたちの顔が緊張してゆくのがわかり、たのしかった。3年生ぐらいの子どもには、おばあちゃんがたくさんクッキーを持ってきたところで終わった方がすっきりするかなと感じた。

ところで、『ひゃくにんのおとうさん』では、甕に入ったものが百倍になるというからくりがわかった時点で、ほとんどの子どもたちが「お父さんが百人になる」ということを予想し、口に出す子どももいた(「おとうさんが百人出てくるんだ!」)。おそらく、子どもはそれを我知らず(あるいは、タイトルの意味がわかってうれしくて)口に出したわけで、「ネタ」をばらそうと思ったわけではないだろう。むしろ、タイトルの意味がわかったからこそ、いっそうお話の中にのめり込んだということが、彼らの表情からはっきり伝わってきた。

子どもたちは、自分の予想した結末の行く末を確かめたいがために、よりいっそうお話にのめり込むということがわかった。おとなならばその時点で、ふっと気を抜いて集中力を欠いてしまうかも知れない。子どもの「読み」は興味深い。

今日の「読み聞かせ」は、「甕の中にクッキーを入れたいね(100枚にしたいね)」というところでオチがついた。

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