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山本兼一『利休にたずねよ』

山本兼一『利休にたずねよ』を読んだ。1591年(天正19年)の利休切腹の朝から語りはじめられるこの作品は、利休と秀吉の確執を追いながら、つぎつぎと焦点人物を換え、過去に遡りながら語るという特異な手法で書かれている。最後には利休(千与四郎)19歳の時代まで戻るのである。

利休を語ると思わせ秀吉を語り、そして、2人の間にまるで自在に姿を変える生物体のように存在する関係を語り、いつの間にか、彼らの確執の奥底に見え隠れする、緑柚の香合の由来をたどってゆく。この香合とそれにまつわる女性の存在こそが、利休の美学の原点であり、茶人としての出発点であると読める。

何かを求めることが我欲に繋がらず、求道となるにはどうあるべきかが、さりげなく書かれている部分を発見した。いまの私の大きな関心事である。文庫本で500ページを超えるが、それほど時間もかからなかったのは、改行が多いせいか。文句なしにおもしろかった。

どう読んでも、ケータイから提出しているのではないかと思われるレポートに遭遇。この方は、欠席レポートも、授業教材を受講することなく提出している(もちろん書き直していただきますが…)。そんないい加減なことをしてもすぐ解るのだが、教師もバカにされたものよのう。

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