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読んだ本のことなど

湊かなえ『告白』(双葉文庫)をすすめられて読んだ。「衝撃的」(文庫版カバー)なラストに不快感を覚えた。この作品をすすめてくれた知人は、「中学校の教師が子どもたちにすすめるのは許せない!」と憤慨していたが、確かに、彼らの生活が大きな比重を占めているとはいえ、中学生にはすすめたくはない。他者に対して倫理観を問い詰める主人公であるが、すでにその主人公の倫理観すら土台から揺らいでいる。

同時に近藤史恵の作品を数冊まとめて読んだが、『サクリファイス』(新潮文庫)がよかった。『告白』と比べると、人間の書き方に救われた。誰が高貴な魂を持っていたのかということなどを考えた。

『博士の本棚』『アンネ・フランクの記憶』(小川洋子)など。

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読後感

母親の我が子に対する愛情、執着、情熱。
我が子を亡き者にされた時、このような狂気状態に陥っていくことも
有り得るのかな・・といったようなことを考えさせられました。

どんどん頭も心も混乱してきて、ひしひしと不信感が迫ってくる。
あまりにも自己中心的な人物ばかり。
究極の自己中心人物はラストでターゲットにされた女性ということに
なるのでしょうか。
同じ母親としては許しがたい女性ではありました。
全体を通じて、殺人を微妙に(堂々と?)正当化していることが
不快感を与えますね。

映画監督の「中学生は意外と文章信用能力が高い、人を信じたいと思っている」
といったコメントに少し救われました。

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