スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「じゃあ、読もう。」

昨日の授業で国民読書年を話題にしたところ、受講生の一人からそのキャッチコピーが「じゃあ、読もう。」であることを教わった。「じゃあ、読もう。」って、あまりの言語感覚の貧しさにびっくりしたのであるが(しかも読書を推進しようとしている団体が!)、出版文化事業財団(JPIC)の肥田美代子理事長が、このキャッチコピーについて次のように述べていることをネット上の情報から知った。

「じゃあ、読もう。」というコピーについては「シンプルで能動的、それにいろんな言葉を組み合わせられる。『早寝早起き、じゃあ、読もう。』や、『失恋した、じゃあ、読もう。』など、それぞれに楽しい使い方をしてください」と呼びかけた。(『日本印刷新聞』2009年11月18日)


しかし、私には「じゃあ、読もう。」の「じゃあ」が気にかかる。「早寝早起き、じゃあ、読もう」や「失恋した、じゃあ、読もう」には、肥田さんがおっしゃるような「能動的」な意味合いは伝わってこない。「何もやることがないから」「仕方がないから」、「じゃあ…」というように、ある種の諦観も感じるし、何かのオルタナティヴでの「読書」行為が強調されているように思うのだが。

読書の本質的なよろこびを伝え、さらに美しい日本語での標語はできなかったのだろうか。たかが国民読書年といったって、億単位の税金が使われるのだろろうし、複雑な気持ちである。さらに、JPICのキャラクターに「ヨミネエ」というものがあるということ知ったが、これもねぇ。最近は、どんなものにもキャッチコピーがつくられ、「キャラクター」が跋扈している。そんなことにまで「右に、倣え」をする必要があるのだろうか。

「失恋した、じゃあ、読もう」ではなくて、せめて、「失恋した、だから読む」であってほしい。

コメントの投稿

非公開コメント

思いつきコピー

『まず、読もう』
『さあ、読もう』
・・・平凡かな・・。

NoTitle

「じゃあ、読もう。」のポスターは、真っ白のバックに縦文字で
「じゃあ、読もう。」
と書いてあるだけなのですが、とにかくこのコピーが気にいらない私は図書室の1番目立たないところにそっと貼りました。
それを見た鬼の司書教諭が、
「やっぱりね。こうすると思った。」
「じゃあ、いっそのこと貼らないなんてどうですか?」(私)
「いや、国民読書年なのでやはり貼らないといけませんね。」(鬼)

学校図書館に「じゃあ、読もう。」ポスターは似合わないのになv-239

むずかしいですが・・・

「じゃあ」=でもしか的です。

TPOにあわせて言葉を選べるといいかもしれませんが、キャッチコピーとなると別ですね。

何がいいんでしょう。

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

月別アーカイブ

最近のコメント

プロフィール

わしこ

  • Author:わしこ
  • 無断転載ご遠慮ください。
FC2カウンター
最近の記事
カテゴリー
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。