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『Otto The Silverhand』を読む

友人のお嬢さんがニューヨーク旅行中に古書店で探し求めたOtto The Silverhand をいただいた。ありがとうございます。早速読みはじめたが、面白くて、仕事もそっちのけで一気に読んでしまった。

中世のドイツが舞台である。領主達が群雄割拠し、略奪が繰りかえされる中世に、あたかもその時代のエトスを否定するかのように生きたひとりの青年の話である。<聖と俗><やさしさと残酷さ><正義と不正><善と悪>などわかりやすい二項対立のなかを物語は進んでゆくが、オットーのやさしさ、穏やかさ、寛恕の精神の過程がもう少し丁寧に描写されていたらと思うのは無い物ねだりか。

著者自身による、中世の雰囲気をたっぷり盛り込んだイラストレーションがすばらしい。残念なことに日本語版は絶版だそうである。

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NoTitle

確かに、ないものねだりをしたくなります。もっと内面的な描写がないの?と。
・・・でも、だからこそ私には 透き通るようなオットーの清廉さが際立って感じられたのかも・・・と思うのです。

(昔話の語法に通じるところがあると思ったのは私だけでしょうか・・)

絶版ですか・・・。

 二度目の絶版ですね。
私は学研版で読みましたので。子どもの頃の学研の品ぞろえははなかなか秀逸でした。
同じくパイルのものだと「ロビンフッド」は岩波で生き残っているのですが・・・残念です。


当時の学研の児童文学シリーズですが、この他にも数冊出たと思います。 
1『まぼろしのこどもたち』ボストン作
2『極北の犬トヨン』カラ-シニコフ作
3『ちいさなバイキング』ヨンソン作
4『銀の腕のオットー』パイル作
5『一角獣の秘密』ギヨ作
6『オルリー空港22時30分』ベルナ作
7『われらの村がしずむ』ルフ作
8『リリパット漂流記』ウィンターフェルト作
9『大きなたまご』バターワース作
10『ジャンケットがんばる』ホワイト作
11『星からきた少女』ウィンターフェルト作  
12『おんぼろオートバイP.105』ボウドイ作 

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