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今年度最後の「読み聞かせ」

先週、今年度最後の「読み聞かせ」を終えた。最後の2回は、6年生に入った。ちょうど、『エルマーのぼうけん』の最後の練習が自宅であったので、練習終了後、「明日、これを読もうと思うんだけど」といって、『えぞまつ』(神沢利子ぶん/吉田勝彦え/有澤浩監修/福音館書店)をみなさんに聞いてもらった。みなさん初めての絵本だったらしく、とても新鮮に聞いていただけた。「6年生でも大丈夫! 是非読んでみたら」というあと押しももらえたので、『えぞまつ』を読むことにした。しかし、この絵本は、ページによっては、字がバックの色に消されていて読みにくいのである。そのため、読みにくい部分を中心に、暗記できるようになるまで練習を繰り返した。「泥縄」のそしりは免れないけれど。

地味な本であるが、それを「そのままたんたん」と読んでしまったら、この物語の核にあるメッセージは伝わるだろうか。一つ一つの言葉を大切に、丁寧に心をこめて伝えようと心がけた。短い絵本だが、抱き合わせにする絵本や物語にこれといったものが見つからず、絵本を読む前に、詩を二つ紹介した。

最終週は、前回の教訓を踏まえて、『鹿よ おれの兄弟よ』(神沢利子作/G.D.パヴリーシン絵/福音館書店)を選んだ。この絵本も「命」という大きなテーマで、『えぞまつ』と通底し、低い和音を響かせている。しかし、この大判な『鹿よ おれの兄弟よ』を片手で持って、ほぼ10分というのはきつかった。筋トレもしなくちゃいけない「読み聞かせ」であることを悟った次第。

ところで、朝の「読み聞かせ」とはいえ、高学年にはこのような深いテーマを持つ絵本や物語を紹介することもあるだろう。そのようなときには、どうしたらよいのだろうか? 『えぞまつ』のように5、6分で終わってしまう絵本には、ほかにどのようなものを組み合わせたらいいんだろうか? 導入の「つかみ」に、幼い子どもたちを対象にした絵本を選ぶこともあるが、それを子どもたちはどう感じるだろうか? 悩みながら、考えながら、来年度もがんばろう。 

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『えぞまつ』。。。美しい!に尽きます。
森林浴したような、すがすがしさ。

*記録ノートに『からまつ』と誤記入いたしましたこと自己申告しておきます。

『えぞまつ』

saeleinさま:コメントありがとうございます。ノート直しておきました。ありがとうございました。この絵本は、何層にも意味がかさなりあっていて、すばらしいです。

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