スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

祝『The Mark of Horse Lord』読了

昨年の5月から読みはじめたローズマリ・サトクリフのThe Mark of Horse Lord をとうとう読了した。毎月2回、ランチをはさんで、ほとんど1日がかりの精読タイムであった。1回に1章ずつ、音読し、日本語に訳してゆくというごく平凡な「輪読会」である。

児童文学だからとサトクリフの英語を甘く見ていると、しっぺ返しを食らう。彼女の英語は、土台をきちんとくんで丁寧に時間をかけて建てた家のような文章にも思われる。緻密な構成とその表現に苦しめられたこともしばしばだった。なんといっても、地勢や風景描写、古代の風俗・習慣など、私たちの限られた想像力ではイメージしにくい場面が数多くあった。

本国イギリスでは「読める」子どもが少なくなってきたと聞いたことがあるが、日本では、数年前にちょっとしたブームが起きた。しかし、このブームも子どもたちにむけられたものというより、往年のサトクリフファンに差しだされたもののようだ。

『第九軍団のワシ』をはじめとする<ローマン・ブリテンもの>が新しく岩波少年文庫版で出されたが、子どもに手渡す前に、まずは、教師や図書館員にじっくり読んで欲しいものだ。

というわけで、先日は読書会終了後、「読了飲み会」とあいなった。「途中で挫折するかもしれないと思った」ほどだったから、読みきったあとのワインは格別の味がした。

次回からは、The Sheild Ring である。こちらは、「ノルマン人の征服」を時代背景にした、湖水地方に侵攻していたヴァイキングの話(らしい)。

コメントの投稿

非公開コメント

 「第九軍団のワシ」「ともしびをかかげて」「太陽の戦士」「運命の騎士」
と、咄嗟に名前が思い起こされるので、私も往年の読者の資格はあるようです(笑)。
中学生の頃に耽溺した記憶があります。

naoさま:コメントありがとうございます。残念ながら、私は、子ども時代にサトクリフは読んでいないのです。中学生のときに出会っていたら、どうだったんだろうと思います。そういえば、アマゾン(アメリカ)のカストマーレビューに、「サトクリフが児童文学というならば、私はおとなになりたくない」というのがあって、思わずうなずいていました。

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

月別アーカイブ

最近のコメント

プロフィール

わしこ

  • Author:わしこ
  • 無断転載ご遠慮ください。
FC2カウンター
最近の記事
カテゴリー
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。