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小学校へ

読み聞かせボランティアに出かけている小学校へでかけた。学校図書館について、校長先生始め関連の先生方の理解を深めていただくための「プレゼン」が目的である。

大学教師として日頃感じている学生の読書力や日本語力の問題、読書の意義について軽く触れつつ、子ども時代の読書の大切さについてお話しし、小学校の図書館を整備し、子どもたちに「読書の場」を提供するために理解と尽力をお願いした。いくつか資料を持っていったが、とくに、『こうすれば子どもが育つ学校が変わる』に提示されていることを中心にお話しした。

最初は、校長先生も私も緊張していたのだが、途中、校長のテンションが「フッ」と変わり、『こうすれば…』の図書館のレイアウトにじっと見入っていることに気がついた。彼の中で、「学校図書館」がイメージされ動き始めた瞬間だった。スペースの確保など困難な問題は立ちはだかっているが、校長先生が学校図書館について何か「ひらめき」を感じてくれたことがよくわかり、その点では、今日の訪問は成功したといえる。これは、五十嵐絹子さんが朝一小に赴任したとき、「図書館を本のレストランにします」と宣言し、まず、カフェカーテンを取りつけたエピソードが効いたらしい。

誠に残念なのは、図書主任の女性教諭の姿勢である。第一声が「何をしたらいいのか、お母さんたちがいってくだされば、こちらはそれを検討してできるか、できないかお伝えします」というものであった。明らかにこちらの意図を誤解している。彼女は、学校図書館の本質的なあり方を考えるつもりはサラサラなく、実務的な点でのみ処理しようとしているようだった。また、「子どもたちは、年間平均何冊ぐらい本を読みますか?」という私の質問に対しては、「統計は取っていません」と怒ったような口調で答えるのであった。別に、学校を批判しているわけではなく、現状を把握したいための質問であったのだが、それがお気に召さなかったらしい。

いや、「何か」がお気に召さなかったというより、PTAの母親たちが何かを求めて学校にやってくることがお嫌いのようで、「イヤイヤオーラ」が出ていた。この教師は、子どもたちがどれほど本を読んでいるのかについて具体的に把握していないにも関わらず、使える学校図書館があるからこそ子どもたちは読書するのだという話になると、「子どもたちは本を読んでいます」ときっぱりおっしゃる。ほんとかなぁ。この学校は、図書資料が図書館と廊下の学年書架とに分散されていて整理が行き届かないのである。この理由についても、別の女性教諭が「本は身近にあるのがいちばんいいから」とおっしゃった。「学校図書館」っていちばん身近な図書館じゃなかったけ?

「先生方も図書館をお使いですよね」と水を向けると、「当然です、授業の準備のためには他の図書館(公共図書館)にも行ってます」とおっしゃる。ほんとかなぁ。まぁ、とにかくこちらのひと言ひと言に突っかかり、ご自分が非難されていると感じてしまわれる人らしい。困ったもんだ。「大学の先生だかなんだか知らないけれど、偉そうにやってきて(私は昨日はとくに低姿勢)、専門家だからとうるさいこといわないで頂戴。まったく。仕事がふえるわ!」てなもんだ。

最後には、夫からということで校長先生に差しあげた『こうすれば子どもが育つ学校が変わる』を是非是非読んでくださいとお願いしてきた(「一杯やりながら読んでください。元気が出ます」と言って)。読んでいただけるとうれしいのだが。

人もいないし、金も出せない(横浜市は学校図書館整備について大きな口を叩いているくせに小学校の学校司書については鐚一文も金を出す気がないそうだ)、ないないづくしであるが、希望は捨てないぞ。

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