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カニグズバーグの『The Mysterious Edge of the Heroic World』を読む

翻訳が出ないうちに読みたいと思っていたのだが、ようやく、カニグズバーグのThe Mysterious Edge of the Heroic Worldを読了した。読みはじめたら、面白くて、やめられなくなってしまった。カニグズバーグらしさが随所にあらわれている秀作である。

作品は、すでに『ムーンレディの記憶』というタイトルで、日本語訳が昨年11月に出版されたことをネットで知ったが、このタイトルはどうだろうか? 自分が人間としての尊厳を守れるかどうか、その「境界」に踏みとどまることができるかどうかが、タイトルにあらわされた"the mysterious edge"なのだと読めたのであるが…。

一枚の絵をめぐる謎を解きほぐすという推理小説的な趣も面白いが、その謎を解きほぐすことによって、ナチの時代が浮かびあがり、その時代に生きた人が強いられた人生やその悲劇が、声高ではなく淡々と語られる。もちろん主人公は二人の少年であるが、主人公にも劣らない存在感を持った二人の老婆はすごい。



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