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「読み聞かせ」再開!

先月末に小学校が始まり、昨日は、久しぶりに「読み聞かせ」に出かけた。今回は、最後の最後まで選書で悩んだ。導入に『これがほんとの大きさ!』(スティーブ・ジェンキンズ/評論社)を使いたいと思っていたのであるが、これはとてもインパクトがある絵本だし、盛りあがって、時間がかかりそうなので、後回しにすることにして、『どうぶつさいばんライオンのしごと』(竹田津 実・あべ 弘士/偕成社)を読んだ。

じつは、この『どうぶつさいばん…』は、『これがほんとの大きさ!』と抱き合わせで読んだらいいなと考えていたのである。芸がないけれど、「動物つながり」で。しかし、ページによって、字が白抜きで、読みにくいのである。一度、授業で紹介したときに、とても読みにくくて困ったことがあった。ならば練習すればいいだろうに、うまくいかなかった絵本に再挑戦するのは、かなり決意がいる。というわけで、直前まで、ぐずぐず悩んでいたのであった。

あれこれ思いうかべるのだが、どうしても決定打に欠け、やはり、『どうぶつさいばんライオンのしごと』でゆくことにし、出かける直前に、数回、声に出して読み、読みにくいところは、「テキストを頭に入れた」。

教室(6年生)にゆくと、子どもたちも先生も床に座って、すでに体制が整っていてので、そのまま、あいさつをして、まず、『どうぶつさいばん…』を読みはじめた。教室はしんとして、子どもたちがじっと物語を受けとめているのが感じられた。いろいろな思いが心に渦巻いているような表情だった。とくに、男の子たちの真剣な目つきが印象的であった。

草原の動物たちの暮らしやヌーの主張、ライオンへの弁護など、あまりにも自分たちの日常的な発想から違っているので、物語を受けとめることで精一杯だったような感じも受けた。こんな時は、感想を聞いてほしくないなぁと、読み終わったが、案の定、先生は「日直さん、ひと言感想をいってください」とおっしゃった。

『どうぶつさいばんライオンのしごと』のような作品に対しては、自分の思いを言語化することは難しいだろうに。思わず、「言葉ではうまく表現できません」という感想でもいいよと、口を出してしまった。

時間もいっぱいいっぱいだったので、『これがほんとの大きさ!』は、「イカの目」「クマ」「トラ」を見せて、おしまいにした。ところで、『どうぶつさいばんライオンのしごと』は、対象年齢が「5,6歳より」となっていたが、これってどうなんだろう? 私には、高学年向きの作品に思えるのだが。

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わしこ先生、お疲れ様でした。

『どうぶつさいばんライオンのしごと』は私も高学年向きだと思っています。
幼児でも絵だけを楽しむことはできるかも知れませんが、あの“メッセージ”を受け取ってもらえてこその絵本ですよね。
対象年齢が??の絵本はたくさんありますね。

あらかじめ、子どもたちに“感想の練習”をさせる(先生が作った台本のようなものがあるのです)先生もいます。いかにも“用意してました”という感想を“言わされた”子どもたちのクラスでげんなりして帰ってきたことがあります。

こんにちは。
対象年齢が5,6歳よりだったのですか?!
私は5,6年生に読んでいますね。(笑。
私の定番の1冊です。
あべ弘士さんの絵本は大好きで『あらしのよるに』シリーズを始めほとんど読みましたが、先日ちょっと調べましたら北海道にある、あの
旭山動物園に25年も勤務していらしたのですね。
もっとも昔の旭山動物園は今のように有名動物園ではなかったとは思いますけど。
動物園で働いていた人の動物の本と思うと益々興味が沸いてきたきたのでした。(今更、かもしれませんが。

ご無沙汰しています

わしこ先生
ご無沙汰しています。
動物裁判のシリーズは、社会科的な話題を扱っており、私も授業で利用しておりました。ご指摘の通り、高学年向きだと思います。いや、むしろ中高生あたりでないと考えるのには難しいのではとも思っています。ただ、5、6歳児が読んで受け取れるものもあればー5・6歳児にしか感じ取れないことがあるのかもー大人でなければ理解できないこともあるのかなぁとも思います。
感想を言わせるところはいろいろと考えさせられました。
つい、教師はたずねてしまうところだと思います。言葉にできる子の感想のみを取り上げてきたもりですが、それも、感動を言語化する以前ーまたは言語でない形で受容しているー子どもに対する配慮としてどうすべきか考えねばならないともいました。学校教育ではあらゆる場で「教育」することを考えてしまい、手を出してしまうのですが。これについてはもう少し考えてみたいと思っています。

感想を言語化すること

かませんさま:コメントありがとうございます。感想を言語化することは、その力がある子どもでも、かなり危険なことであると思います。私たちは「言語化すること」ですくい取れないものの存在に気づくべきでしょう。もちろん、言葉にして初めて理解できるということもあるのですよね。むずかしいです。学校教育における「プレゼンテーション」の素材は、絵本や物語の文学であってほしくないと感じています。

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