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日々のことなど(1)

夏休み前の「読み聞かせ」が先週の金曜日をもって終了した。最後の2回は、慣例を破って同じクラスに入らせていただいた(1年生)。学校の方針であろうが、1年生の読み聞かせが、7月開始というのは少々さびしい(学校生活になれるまではということであろうか)。子どもたちは幼稚園や保育園でたくさん絵本を読んでもらっているはずなのだから、そのまま「絵本を読む」体験を続けさせてあげたいと思うのである。しかし、「幼稚園や保育園では絵本が重要な保育素材」と思っていたのはどうやら私の間違いらしい。もちろんこれがすべてではないことは承知しているが、敷地内にあるK保育園では、絵本をほとんど読まないと、面接に来た「保育士希望者」から聞いたことがある。

1年生のクラスでは、導入に「へんなひとかぞえうた」を使った。「しってるー。」なんて声もあがったが、数え歌のようなリズムのあるものを調子よく口に出すことはまだまだ難しい1年生である。というわけで、この数え歌は、2回目にもつかった。わかちあった絵本は、1回目は、『わゴムはどのくらいのびるかしら』、『くまくん』、『だいくとおにろく』、2回目は、『しりとりのだいすきなおうさま』、『天の火をぬすんだうさぎ』である。『わゴムは・・・』では、子どもたちからでてくる「えーっ!」という声がだんだん大きくなっていったのが印象的であった。読み終わると、「ほんとのことなの?」と不思議そうに訊いてくる子どもがいてかわいらしかった。

『くまくん』の最後のおち(「ぐま」になる)は懸念したとおり、すべての子どもに了解されたわけではないのが残念であった。二宮さんのナンセンスは、1年生には少々難しいのだろうか。また、2回目では、男の子と女の子の好みが別れたのも興味深かった。『天の火・・・』は男の子に人気があった。この絵本を1年生に読もうと決めたのは、脇明子さんの著作『物語は生きる力を育てる』からヒントをいただいたからだ。

その後、地元の図書館員2人に来ていただいての学習会が催された。そのうちのひとりは、夫の教え子でもあり、私もよく知っているSKさんであった。SKさんは、地域の読み聞かせボランティアには信頼が厚く、私もちょっと誇らしい気持ち(姉のような気持ち)でお話しを伺ったが、彼女自身は、私がいるおかげで緊張したようだった。すまん。

もう1人によるストーリーテリングの実演があったが、申し訳ないがこれはいただけなかった。おとなを前に緊張していたというような話ではなく、お話(「ついでにぺろり」)そのものの解釈が足りず、日本のライブラリー・ストーリーテリングの悪い点の典型を見せてしまったようだ。「ストーリーテリング」に馴染みのない人が、あれが「ストーリーテリング」だと思ってしまうのではとても困る。

実演の前に、「ストーリーテリングは演劇とは違うので、劇的に演じてはいけない」というようなことをおっしゃっていたのであるが、どうやら、「演劇的にならないこと」イコール「淡々と感情をこめずに読む」というふうにお考えになっていたようだが、「ことば」をイメージ化して「声」に出す訓練が十分でないと感じた。また、発声も練習して、次はさらに良いものを見せてほしい。語り手の「このお話が好き」「語りたい」という気持ちがまったく伝わってこなかったのである。

怖くない「フォックス氏」、優等生的でおもしろくない「3びきのコブタ」を何回も図書館で聞かせられた私は、聴き手としては、「スレ」ているのである。

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