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「読み聞かせボランティア」ワークショップ報告

先月に引き続き、「読み聞かせボランティアのための学習会」の講師をつとめた。今回は、「絵本読み実践」のスキルアップのための「ワークショップ」である。

ことばを声に出して読むこと、絵本の文字を読むことは、ただ「文字を音声化」することではなく、ことばの意味を理解し、物語に対する自分の解釈やイメージをこめて読むことである。これを達成するための「ワークショップ」であるが、具体的な内容やメソッドの一部は、E=ラーニング大学の「読み聞かせからストーリーテリング」講座でお世話になったSTさん、THさんのアイディアを了解を得て使わせていただいた。STさん、THさん、ありがとうございます。

Ⅰ.ウォーミングアップ
●ストレッチ(アキレス腱、腕、肩など)
●発声練習(母音の乱打、母音への変換練習)
●「やすべいじじい」

Ⅱ.イメージトレーニング
短い「詩」から連想される心象風景を言語化する。

Ⅲ.ことばのイメージをふくらます
●「島が見える」
●「あっ」

<コーヒーブレイク>

Ⅳ.宿題の発表
●『めっきらもっきらどおんどん』の絵の読みの発表

Ⅴ.ミニレクチャー
●「オノマトペ」について:『ころころころ』を表現力豊かに読むために
●『おでこにピツッ』を読む(わしこ)

Ⅵ.みんなで読みあい

残念ながら、時間が足りず、参加者すべてが読むことはできなかったが、それでも、10人ほどの受講生がみんなの前で、自分の「絵本読み」「語り」「朗読」を披露した。ワークショップで生き生きした実演を示してくれたのに、実際に絵本を読んでもらうと、「???」だったのは、もっぱら「絵本の質」「物語の質」によるものだと推測できる。つまり、問題は本人の「技」にあるのではなく、何を読むかという「選書」にある。反対に、表現力は抑制気味であるにもかかわらず、作品の登場人物の性格を読みこむことで自分の解釈を「読み」に反映できた人の「読み」は、とてもよかった。

私は、内田隣太郎の「ともだちや」シリーズには疑問を感じているのだけれど、昨日読んでもらった『ともだちや』は、読み手のキツネに対する「思い」「共感」が伝わり、原作に感じる「欺瞞」や「わざとらしさ」を払拭させてしまうような読みだった。おそらく、読み手は、キツネの深い孤独にまで到達したからだと思う。

笑いも拍手もたくさんでた「ワークショップ」であった。次回は、9月から3回にわたって「昔話」についてお話しをする。

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