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合唱曲「カルミナ・ブラーナ」

久しぶりの日フィル定期演奏会に出かけた。メインプログラムは、オルフの「カルミナ・ブラーナ」である。合唱曲の定番らしいが、私には初めての曲であった。迫力のある合唱、語りや祈りを連想させるソロパート、民族音楽などさまざまな要素が混在しており、何とも一言では形容しがたい曲であったが、たいへん聴き応えのあるおもしろい曲だった。

後になって歌詞には「酒や男女の睦み合い」も表現されていることを知ったが、理解できない外国語で歌われるとなんだか高尚にも聞こえてしまう。たしかに、音やリズムには猥雑なものというか俗的な雰囲気が感じられたが。

プログラムには○○少年合唱団とあったのに、合唱隊は、お○さん、お○○さんの団体で(圧倒的に女性の数が多い)、口の悪い私は、「もと少年少女たちばっかりじゃん!」といって、夫の顰蹙を買ったのであるが、途中、パイプオルガン通路に正真正銘の少年少女が登場した。オケも大編成で、パーカッションの出番も多く、例のシンバルの動きも大いに堪能させていただいた。

演奏会の前は、N市の小学校の先生や学校司書の方たちとの勉強会に講師として参加した。「講師」ではおこがましい感じがするが、私も精一杯学ばせていただくつもりで参加している。今回は、物語体験における「一体感」「感情移入」について、とくに昔話などの伝承文学とからめて、「声の文芸」の特質について、いま考えていることをお話しさせていただいた。これは、脇さんの著作『物語は生きる力を育てる』に触発されたものだ。

彼女の前作については、「本を読まないとテロリストになると主張している」という批判があると、ここでも紹介したことがあるが(これは、私には「風が吹けば桶屋が儲かる」式の意識的な誤読にも思えるのだが)、こちらの著作では、「優等生には裏があり、外面はいい子ちゃんでも、実はネットなどで陰険な書きこみなどをしている」と読める部分があり、ちょっと困っている。このような一面的な書き方をされてしまうと、物事の本質に迫らないで、「それみたことか」という批判がおこり、その部分だけとりざたされてしまうことがあるからだ。そして、残念ながらそのような批判はひとり歩きしやすい。

子どもの文学や読書に詳しい人が、評価すべき点はきちんと評価したうえで、「だがしかし」という客観的な視点で正鵠を得た批評をすべきであろう。

金曜日の「読み聞かせ」には、6年生のクラスに入った。このクラスのでは、担任の先生も子どもたちといっしょになって聴いてくれて、子どもたちに感想もとくに求めなかったことに好感が持てた。

●「アナンシと5」
●『ありがたいこってす』

「アナンシと5」の後では、ざわめきというか「ほー」という声があがった。「ごめんなさい」の「ご」で、何かおこるのではないかと期待したと、思わず口に出した男の子がいた。うってかわって、『ありがたいこってす』では、読み終わった後の「沈黙」が印象的だった。

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