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えきさいてぃんぐー!

「読み聞かせボランティア」にゆくことになった小学校の図書館はやっぱり「開かずの図書館」だった。「読み聞かせ」のある金曜日だけは、ボランティアの便宜のために開けてあるが、日常的に貸出がなされている図書館とは思えなかった。子どもたちに読まれない資料や本はまるで「死んで」いるようで、書棚に押しこめられている本の気持ちを思うと忍びなく、悲しかった。

低学年の先生は、図書館からめぼしいものをピックアップし、教室の外の空間の本棚に学級文庫として設置しているようであるが、となると資料や本が学校全体で共有できない(でも低学年はまだマシらしくて、高学年の学級文庫は「悲惨」(お世話係さんの言葉)だそうだ。しかも、図書館には「目録」らしいものも目につかなかった。本の整理はどうなっているんだ! ボランティアの要請を受けて購入した本や新刊本は「別置」になっている。図書館に人が常駐していないとは、こういうことになるという「モデル」のような図書館であった。これは、校長の許可を得て、記録写真を撮っておくべきかしら。「パソコンルーム」と称されている部屋の一部も(壁のまわりには本棚がある)、机の上にだらしなく事典類が積まれていた。

ボランティアの打ち合わせが先日あり、途中、校長先生が挨拶に来たが、彼は新任(中学校から異動)で、国語の教師のくせに「読書嫌い」で、本は読まないのだそうだ。各学年3クラスの18学級なのだが、司書教諭は配置されていないらしい。その点について、校長に確認したかったのだが、さすがにはばかられた。「図書係」の先生は、去年に引きつづき2年目であるとのことであったが(かつては毎年変わっていたという。もちろん打ち合わせにはいらっしゃらなかった)、専科の先生にお願いしているあたり、この小学校の図書館に対する姿勢もうかがえるというもの。読み聞かせは、学習支援隊として位置づけられているようだが、実際は、ボランティアに丸投げ状態のようである。

しかも、ボランティアの姿勢が、<各自、読みたい本を読みましょう(資料参照)>というものである。私と同じ子どもの保護者でない新参のおばさんが、「自分の読みたい絵本がすでに読まれてしまったときには、時をおいてもう一度読んでいいのか」「自分の読みたい本が読めなければやりがいがない」といったときには、とうとうキレた私である。「自己実現のために読み聞かせはするべきでない」と。というわけで、自己紹介では自ら自分の職業をバラし(しばらくはおとなしくしているつもりだったのに)、たとえボランティアであろうとも、一人の人間としての読書生活の中で「読み聞かせ」を捉えること、「自分の好きな本」ではなく「子どもの心によろこび」を伝える本を読むべく、私たちは勉強しなくてはいけないのではないかと、ぶち上げてしまった。

そんなわけで、ボランティアのお世話係さんの依頼を受けて、早速「勉強会」をすることになった。しかし、いちばん熱心に勉強していると思われるお世話係さんでさえ、ちょっと話のついでに出た作家の作品すら知らないことにびっくりした。斎藤敦夫さんのお嘆きというかお怒り(『母の友』)がよーくわかる。また、彼女のお話によると、この小学校ボランティアはまだレベルが高い方なのだって。では、そうでないところはどんな状態なのであろうか。想像するだにおそろしい。

石井桃子さんが『児童文学の旅』に、彼女が日本の困難な状況を語るたびに、みんなは"How challegeable! " "How exciting! "といって励まされたとお書きになっていたが、私もこの「ちゃれんじゃぶるでえきさいてぃんぐー」な状況をよろこびとし、ひとつひとつ積みかさねてゆかなくてはいけない。

ところで、このことが原因なのか定かではないが、自己紹介のあと「ふわっ」という感じがして、何となく血圧の上昇を感じ、頭痛がきた。翌日になってもその「感じ」は直らず、おそるおそる血圧を測ってみたところ、血圧計は尋常でない数値を示していた。びっくりして(医者は大嫌いで行きたくないのだが)、敷地内のクリニックに行った。医者には「救急車もの」と脅かされて、薬を処方していただいた。いまは落ちついているのだが、さすがに「こわくなった」わしこである。最近は、<学生からのハラスメント>とでもよぶべきものにずいぶん悩まされていたこともあるので、ストレスがたまっていたのね。

●最近、アダルトサイトからの品性下劣なコメントが少なくなりましたので、試験的にコメント欄を再開したいと思います。

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