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結婚披露宴

甥の結婚披露宴のために九州に出かけていた。甥は神奈川に住んでいるのにもかかわらず、長男なので、九州の実家でも近隣の人たちを招いての披露宴をしなくてはならないのだ。新郎(甥)の両親(母親が私の妹、ちなみに彼女は仲間とゴスペルを歌って祝福した)がいろいろ演出に工夫を凝らし、素敵な披露宴だった。なんと、6ヶ月前から準備していたということだ。進行、プログラム、音楽、会場のセッティングなどすべて手作りだった。たいへんだったことだろう。

披露宴会場であるレストランには、姪(新郎の妹)の婚約者が作った大きな「竹のオブジェ」(照明)が飾られて何ともいえない美しい空間が作られていた。

私はスピーチを頼まれたので、甥の3歳の頃の思い出を語った。彼がいとこの女の子と遊んでいたとき、自分の持っていた小さなおもちゃを「とられて」しまったことを、「借りられちゃった」と母親に訴えたエピソードである。私は、「借りられちゃった」という言葉にひどく感動したのだ。もちろん、そのときの彼の中には、「とられた」という言葉も発想もなく、3歳の子どものボキャブラリーでの表現であり、「正しい状況を表現する言葉」を持っていなかっただけなのかもしれない。たとえそうであったとしても、「借りられちゃった」という発想は人間関係を構築する上で、美しいものであると感じたのである。

その後、漫画家をめざして一人暮らしをはじめ、きびしい生活費を切り詰めて貯めたお金で弟にプレゼントしたスニーカーが、きちんとカギのかかるロッカーに入れておいたにもかかわらず、「借りられちゃった」(そのときの弟の落胆ぶりはすごかったそうだ)とき、なんと彼は「盗んだ側ではなくてよかったね」と弟を慰めたのだそうだ。「借りられちゃった」と表現したやさしさは、彼の魂の核になっていることを改めて感じた。

ところで、この弟は、幼稚園ぐらいまでは安達祐実似、そして、国分太一似を経験し、いまでは「謎のアジア人」である。目は私とそっくりなのだが、会場で、ひさしぶりに会った近所のばあちゃんに女の子(本人の姉)に間違えられていた。

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