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芋づる式読書

ビナードさんの『空からきた魚』(集英社文庫)を、名古屋往復時に読了。この本は、本文だけでなく斎藤美奈子氏の解説も面白かったのだが、とくに彼女とビナードさんについての接点が興味深く、早速、『物は言いよう』(平凡社)をユーストで購入。この本のもとになっている「性差万別」は、雑誌『噂の真相』連載時に愛読していたものだ。でも、一冊になっていたとは知らなかった。さらに『文学的商品学』が文庫になっていたので書店で購入し早速読みはじめたが、これも面白くて、斎藤美奈子熱に火がついた。とりあえず、書棚の美奈子本をひっぱりだし「いざや」とばかりに積んである。

『文学的商品学』では、扱われた作品の「再読熱」を掻きたてられることはほとんどなかった。これは、彼女の批評「そのもの」がユニークでオリジナリティがあり、批評として自立しているからだろう。作品の引用も的確だ。むしろ、渡辺淳一の『失楽園』への書きっぷりなどを読んでいると、「ふーん、やっぱそうだよね。読まなくて正解」などと納得させられる。

現在は、斎藤美奈子『たまには時事ネタ』(これがすこぶる付きに面白いのである)、金井美恵子『恋愛太平記』(敵は、一文が長すぎると言って、そうそうにリタイヤの気配。だが、そこがよいのであるが、時間がかかるのが玉に瑕)を「楽しみのため」に読んでいる。「楽しみのため」であれ「仕事のため」であれ、私の読書は「芋づる式」に進んでゆく。ある一冊の本に導かれて、芋を掘りずるずるとひっぱって収穫するがごとく、本を探し、読み、本を探し読んでゆくのである。

気になる読了本
●佐々木正美『子どものまなざし』(福音館書店)
●本田和子『子どもが忌避される時代』(新曜社)

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