2008.01/16 [Wed]
異界で食べ物を口にすること
以前この日記に、『めっきらもっきらどおんどん』(長谷川摂子作/ふりやなな画)のかんた君が、異界に行って「よもつへぐい」をしたのに、こちら側の世界に帰って来られたことに関して、物語のルールに反するのではと疑問を呈したことがある。もちろん、帰ってこられなきゃ困るのだけれど。
ところが、絵本を見ていて一つ気になることをみつけた。かんた君と3びきの物の怪(もんもんびゃっこ、しっかかもっかか、おたからまんちん)は、たしかに「おもちのなるきを みつけて たべた」のであるが、そのお餅の色がそれぞれ違う。かんた君は白いお餅、もんもんびゃっこ、しっかかもっかか、おたからまんちんはピンクのお餅を食べるのである。
そうか、ここでひとひねりあったのか。このことをE-ラーニング大学のコミュニティで話題にしたところ、おもしろい意見が出てきた。ピンク色は「桃」に通じるから、ピンクのお餅を食べた3びきは、桃から連想して「不老不死」を獲得している存在、つまり明らかに異界の存在なのではないか、そして、かんた君の食べたお餅は、「白」がら連想して、「純潔」「けがれなさ」に通じ、たとえ異界に行ったとしても、その「気」には侵されないのではないかという意見である。「桃」への連想はおもしろいと思うが、餅は「紅白」なんではないかしらとも思うのである。どうなんだろう?
また、餅のなる木は、「繭玉」みたいだといううコメントもあったが、たしかにそんな感じがする。ところで『めっきらもっきらどおんどん』は読めば読むほど、和製『かいじゅうたちのいるところ』だなぁ。
ところが、絵本を見ていて一つ気になることをみつけた。かんた君と3びきの物の怪(もんもんびゃっこ、しっかかもっかか、おたからまんちん)は、たしかに「おもちのなるきを みつけて たべた」のであるが、そのお餅の色がそれぞれ違う。かんた君は白いお餅、もんもんびゃっこ、しっかかもっかか、おたからまんちんはピンクのお餅を食べるのである。
そうか、ここでひとひねりあったのか。このことをE-ラーニング大学のコミュニティで話題にしたところ、おもしろい意見が出てきた。ピンク色は「桃」に通じるから、ピンクのお餅を食べた3びきは、桃から連想して「不老不死」を獲得している存在、つまり明らかに異界の存在なのではないか、そして、かんた君の食べたお餅は、「白」がら連想して、「純潔」「けがれなさ」に通じ、たとえ異界に行ったとしても、その「気」には侵されないのではないかという意見である。「桃」への連想はおもしろいと思うが、餅は「紅白」なんではないかしらとも思うのである。どうなんだろう?
また、餅のなる木は、「繭玉」みたいだといううコメントもあったが、たしかにそんな感じがする。ところで『めっきらもっきらどおんどん』は読めば読むほど、和製『かいじゅうたちのいるところ』だなぁ。

今頃ですが・・・
さて、「めっきらもっきら〜」のおもちの話、なるほどそうですね。長谷川さんが『よもつへぐい』を知らなかったはずはないでしょうから、絵に託したとすれば面白いです^^。
わしこさんが指摘なさっているように、「かいじゅうたちのいるところ」と似すぎているため、空腹で帰るのではなく、何かを食べさせたかったのかもしれませんね。
この後の二人の共作「おっきょちゃんとかっぱ」では、この『よもつへぐい』が重要になっているのも見逃せません。