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異界で食べ物を口にすること

以前この日記に、『めっきらもっきらどおんどん』(長谷川摂子作/ふりやなな画)のかんた君が、異界に行って「よもつへぐい」をしたのに、こちら側の世界に帰って来られたことに関して、物語のルールに反するのではと疑問を呈したことがある。もちろん、帰ってこられなきゃ困るのだけれど。

ところが、絵本を見ていて一つ気になることをみつけた。かんた君と3びきの物の怪(もんもんびゃっこ、しっかかもっかか、おたからまんちん)は、たしかに「おもちのなるきを みつけて たべた」のであるが、そのお餅の色がそれぞれ違う。かんた君は白いお餅、もんもんびゃっこ、しっかかもっかか、おたからまんちんはピンクのお餅を食べるのである。

そうか、ここでひとひねりあったのか。このことをE-ラーニング大学のコミュニティで話題にしたところ、おもしろい意見が出てきた。ピンク色は「桃」に通じるから、ピンクのお餅を食べた3びきは、桃から連想して「不老不死」を獲得している存在、つまり明らかに異界の存在なのではないか、そして、かんた君の食べたお餅は、「白」がら連想して、「純潔」「けがれなさ」に通じ、たとえ異界に行ったとしても、その「気」には侵されないのではないかという意見である。「桃」への連想はおもしろいと思うが、餅は「紅白」なんではないかしらとも思うのである。どうなんだろう?

また、餅のなる木は、「繭玉」みたいだといううコメントもあったが、たしかにそんな感じがする。ところで『めっきらもっきらどおんどん』は読めば読むほど、和製『かいじゅうたちのいるところ』だなぁ。

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今頃ですが・・・

新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

さて、「めっきらもっきら~」のおもちの話、なるほどそうですね。長谷川さんが『よもつへぐい』を知らなかったはずはないでしょうから、絵に託したとすれば面白いです^^。
わしこさんが指摘なさっているように、「かいじゅうたちのいるところ」と似すぎているため、空腹で帰るのではなく、何かを食べさせたかったのかもしれませんね。

この後の二人の共作「おっきょちゃんとかっぱ」では、この『よもつへぐい』が重要になっているのも見逃せません。

『おっきょちゃんとかっぱ』

森クマ「さま:コメントありがとうございます。『おっきょちゃんとかっぱ』読みました。おもしろかったのですが、「説明的」である点が気になりました。

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