わしこの読書日記

子どもの本や絵本について研究しているわしこの読書日記と身辺雑記。

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読書週間

10数年前、H市から東京にやってきてびっくりしたことがあった。最初の1年は勝手がわからず、どこに行くのにもめったに車は使わず、とくに仕事には公共交通機関を利用していた。週に1回の非常勤先には、東横線や東海道線で出講していたのであるが、乗客のほとんどが車内で本を読んでいたことに驚いたのだった。東京の人って「読書家」なんだって思ったりもした。私も、始発から乗った東海道線では、予習をしたり本を読んだりしていたものである(で、ときどき酔ったの)。

かつて、H市から大学院に行くために乗っていた東海道線では、自分の予習が忙しくて、本を読んでいる人には気づかなかったのかしらと、つらつら思いだしていて、あっちの東海道線では、座席がボックスシートだったので、あまりたくさんの人が目に入らなかったことに気づいた。

いずれにせよ、横並びの座席に座っている人が、ほとんど何かしらを読んでいることが発見だった。そのうち、人が「どんなもの」を読んでいるかに目がゆくようになると、必ずしも「読書家」だとはいえないことがわかったのであるけれど…。東海道線をつかっていたのは、月曜日であったから、『少年ジャンプ』を読んでいる人が目についたり(発売日だった)、スポーツ新聞や漫画雑誌を読んでいるのは、読書だとはいえないなと、修正したのであった。

ところが最近、電車に乗っても何かを読んでいる人は、ほとんどいない。「本」が「ケータイ」に取って代わられた感がある。本を読んでいるのは、10人のうち2人ぐらいだろうか。

先日、読書に関する各新聞の「世論調査」の結果が発表されたが、世代別の「不読率」が軒並みポイントを上げている。これも、ケータイやゲーム機の普及と大きな関連があるだろうが、「時間がない」ことも読めない理由に挙げられていた。確かに、「時間がない」ことも大きな理由の一つだろうが、小さい頃から「読書習慣」がない世代が育ってきて、その人たちが「不読率」を上昇させているのではないかと考えられないだろうか。高齢者の不読率が高いのは、やはり「目」か。

私も「目が悪く」なってきて、電車の中で本を読みづらく感じることもある。というわけで、本を読んでいない時には、ひそかに乗客ウオッチングを楽しんでいる。

先日地下鉄で見かけた、生後数ヶ月の赤ちゃんをベビーカーに乗せて乗車してきたお母さんは、赤ちゃんがご機嫌な声を上げているのをいいことに、ケータイメールに熱中し、乗ってから降りるまで、ひと言も声をかけたり、目を合わせたりすることはなかった(15分ぐらい)。

おかあさん! それでいいのか!
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*Comment

 

最近の親は(私も親ですが)ケータイに注意がいって、子には注意がないです。

しかし、そんな親ばかりではないことも知ってます。

ケータイは親のおもちゃ、では、子どもは何でしょうか?
気になりますよね。ベビーカーを押しながらのケータイはもっての他です。
危険極まりない(怒)

段々、激してきたので、本日はこれにて。
  • posted by ともまつ 
  • URL 
  • 2007.11/01 22:03分 
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