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上橋菜穂子『獣の奏者』Ⅰ・Ⅱを読む(1)

上橋菜穂子さんの新作、『獣の奏者』Ⅰ(闘蛇編)、Ⅱ(王獣編)を恵贈いただいた。またもや、夜明け前から読みはじめ、一気に読んでしまった。あわせて約700ページである。読む人をあきさせず、ぐいぐいとひっぱってゆく物語の力とテーマの重厚な普遍性が絶妙なバランスをたもっている。骨太で哲学的思考をうながす内容なのだが、「物語のよろこび」をも堪能することができ、ここに来て、今年一押しのファンタジーが出てきたようだ。

けっして人に馴れず、また馴らしてもいけない獣とともに生きる宿命の少女・エリン。(『闘蛇編』帯より)

王国の陰謀に果敢に立ち向かう少女・エリン。獣を操る技を身につけた彼女が選んだ未来とは?(『王獣編』帯より)

「少女と大きな野獣」というと、アニメ『風の国のナウシカ』やル=グインの『帰還』が想起されるが、深さの面で『ナウシカ』より、さらに深く、物語のおもしろさの点では、『帰還』にも勝るのではないかと思う。いまは、読了した高揚感が強く、物語を客観的に述べることなんて無理なので、とりいそぎ、エリンの誕生を報告し、祝福したいと思う。

物語に没入しながらも、付箋を貼りつつ読んでいる私の姿を見た夫に「こんなときにも研究者魂が抜けていない」と揶揄される。

その後、『闇の守り人』を再読し、一昨日から上橋ワールドにどっぷりつかっている。

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わぁ~早く、読んでみたいですね。前回のレポートの後は、正直いうとあまり長編を読んでないんです。「イスカンダル」っていうと、どうしてもアニメの「戦艦大和」を連想してしまうのですが、邪道ですね・・・・スイマセン。
H大学の学生掲示板では、やはり課題の話でもちきりです。ついお節介してアドバイスなんてしたら、強烈なお返事がきてしまいました。今になって先生のお気持ちが少しわかったような気がします。たぶん今回も苦労されてますね。
「オフ会」メンバーで忘年会でも、なんて話が持ち上がってます。個人的に仕事や家族の事、掲示板の事とか、ちょっとショックな事が重なっていただけに、楽しみな予定ができるといいなと思ってます。気がむいたらご連絡くださいね。

レポートの方は「嵐の前の静けさ」です。アドヴァイスに対する「強烈なお返事」とはどんなものかちょっと気になります。「マナー」を知らない学生の質問は、とても不愉快です。自分の感情をストレートにぶつけてきます。

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