わしこの読書日記

子どもの本や絵本について研究しているわしこの読書日記と身辺雑記。

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図書館の書誌情報

かつて図書館は、自分たちの書誌情報をそれぞれ独自の「目録」として所有していた。コンピュータの出現によって、書誌データを共有するという発想が生まれ、目録作業が一気に機械化され、集中化された。世界最大の書誌ユーティリティであるOCLCは、現在7000万の書誌データを有し、世界の教育機関、図書館に提供している。そのOCLCと日本で代理店契約を結んでいる紀伊國屋書店とのパートーナーシップ20周年を記念しての講演会が開かれた。

オハイオにあるOCLCには、10数年前に夫の海外研修にくっついて、門前の小僧ながら、お世話になったことがある。そんな経緯があったので、「おまけ」として参加させていただいた。

早稲田大学の元総長で、その図書館長時代には、OCLCとともに和書のデータベース化にとり組んだ経験を持つ奥島孝康教授のお話をとても興味深く伺った。早稲田大学100周年記念行事として、新しい図書館を作るために奔走し、100万冊の書誌データを紀伊國屋書店と連携してコンピュータ化したお話。その後の書誌データの蓄積と共有化については、まさに見識の勝利である。また、その跡を継ぐ図書館長も、奥島精神を受け継いでいるのがよくわかる。私立大学の図書館長というと「名誉職」的なイメージがあるが、このように見識のある図書館長のいる早稲田大学の図書館をうらやましく思った。

ところで、OCLCのヴァイス・プレジデントであるスピーズ女史のご主人が図書館によせる短い詩を披露してくださった。彼の許可を得て、ここに再録します。

Librarian's Dream

A Few Words on Paper;
A Book
A Few Books on Shelves;
A Library
A Few Libraries in the World;
Universal Understading

図書館員の夢(わしこ訳)

紙に書かれた言葉が
本になり

棚に並べられた本が
図書館をつくり

世界の図書館が
私たちの知をつくる
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