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『ちぼくろさんぼ』

このところアマゾンでは最近復刊された『ちびくろさんぼ』が連日ベストセラーの第一位にあがっている。30をこえるカスタマー・レビューもよせられ、おおむね好意的に迎えられているようだ。レビューの中には「差別問題で絶版になった」ことに触れているものもあるが、ほとんどのレビュアーは「差別的ではない」との判断をしているようである。

突然の絶版騒動にも、今回の復刊にもびっくりしたが、ネット配信の『児童文学評論』第89号に細江さんの慎重な意見をのぞいては、子どもの本の関係者、図書館人からの発言も今のところ見あたらない。

90年代にアメリカで出版された<サンボ>本も、カスタマー・レビューから判断する限り、この『さんぼ』ほど売れていないようだ(横田増生『アマゾン・ドット・コムの光と影』、情報センター出版局刊、p88参照。商品にカスタマーレビューがつけば、その売り上げが一万円ほどあがるらしい)。やはり細江さんのおっしゃるようにドビアスの絵が好まれているということか、、。日本ではヘレン・バンナーマンによるイラストレーションがついたものもきちんと出版されていないし。

このへんでもう一度考えてみなくてはいけないだろう。むかし集めた<サンボ>関連本をひっぱりだして、もう一度読み直して、じっくり考えてみよう。

<サンボ>本
フレッド・マルチェリーノ『トラのバターのパンケーキ-ババジのおはなし』。評論社。1998年。
ジュリアス・レスター、ジェリー・ピンクニー『おしゃれなサムとバターになったトラ』。ブルースインターアクションズ。1997年。


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ヘレン・バナーマン原書

はじめまして、わしこさま:
絵本好きな母親の一人です。
ヘレン・バナーマンの原書邦訳は、径書房から発行されています。(『ちびくろさんぼのおはなし』1999年6月)
訳者は大学教授です。
わたしは歴史的事実を息子に伝えようと思い、購入しました。
わしこさまの記事を読み、自分のブログにサンボに寄せる思いを掲載する勇気が湧きました。(新聞投稿で没になったもの)
どうもありがとうございます。
マルチェリーノ、ピンクニー両氏の上記作品、大好きです。
改作『チビクロさんぽ』もファンです。
この記事、トラックバックさせていただいてよろしいでしょうか。
よろしくお願いいたします。

バンナーマン本

おたよりありがとうございました。バンナーバン本、翻訳されているとは知りませんでした。

私が所有しているのは原書復刻版で、灘本昌久氏(大学の教師だと思います)の解題がつけられています。わたしが知っているバンナーバン本よりも小さいです。

原書復刻

わしこさま:
こんにちは。
わしこさまのお手元にある版が、径書房のものかと思われます。
原書邦訳とするより原書復刻版と記すべきでした、申し訳ありません。
訳は、灘本氏によるものです。
手のひらに収まる大きさで、子どもはこの大きさが好きなんですよね。
のっけから「くろまんぼ」「くろじゃんぼ」という表現にショックを受けました。
まわりの友人たちも「目的はどうであれ、こういう本が復刻されるのは問題」と話していました。
日本と米国では、見えるものが違うのですね。

トラックバック

わしこさま:
お忙しいところ、失礼いたします。
遅ればせながら、トラックバックの手順を確認したので、本日、送信させていただきました。
今後も、何か絵本の話題がありましたら、コメントで参加させてください。
よろしくお願いいたします。(asukab)

バナマン原書絵本

わしこさま:
こんにちは。
予約しておいた絵本、手に入れましたので感想などを書き、トラックバックいたしました。
「唯一の米国認可版」とは、バナマンの原書のことでした。
日本では径書房から出ている作品です。
また、何かわかりましたら、コメントいたしますね。
取り急ぎ、ご連絡まで。

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