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連休も終わって

「長い休みだから、たっぷり読書できるぞ」と、ほくほく喜んでいた連休も終わってしまった。あとは、夏休みまで突っ走るのみ。いきごんでいたわりには、たっぷり読めたわけではなかったのが、少々心残りだ。その中で、『学生と読む『三四郎』』(石原千秋/新潮社)がよかった。これは、あいかわらず「レポート」に頭を痛めているせいだが、私が学生に提示している「課題レポートの書き方」をさらに細かく、しかも勘所を押さえて書いてある点で個人的にすごくうれしかった。

この本は、ただ技術的なことのみを列挙してあるハウツー本ではなく、成城大学文芸学部の「近代国文学演習」で『三四郎』を購読する授業を紹介しながら、おおかたの学生が卒業後、文学とは縁のない仕事を選択してゆく現状の中、(国)文学を学ぶ意義、レポートを書く意義をつたえ、その方法を学生の実例を挙げながら伝えようというもの。「自分の力で読む」とは具体的にどのようなことか、「自分の読み」とはどこから生まれてくるか、私自身もいつも口を酸っぱくして学生にいっていることを、石原視点で書かれているので、私にとっても「目からうろこ」な部分もあった。感謝。E-ラーニングで私の授業をとっている学生には、すでに「必読文献」として告知した。

E-ラーニングでの、いわゆるじっさいの学生生活とは縁のうすい学生もいる中では、大学生活の描写(眼前の教師との授業や世間話やコンパなど)や大学教師の実態の報告などは、彼らにとっての疑似体験にもなるだろう。

「リアルでえぐい」とレポートを締めくくっていた(レポート言語イリテラシーの)学生が、授業で鍛えられ、自覚的に努力し、最終的に見違えるようなレポートを提出したことは、つきなみだけれど感動した。←このフレーズ、あいつのおかげで使いづらくなった。やぁね。

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