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『絵本翻訳教室へようこそ』

灰島かりさんの『絵本翻訳教室へようこそ』(研究社)読了。あったようでなかった本。惜しげもなく手の内を見せてくれた灰島さん、すごい。翻訳の「コツ」を伝えるのではなく、絵本というメディアを理解した上で、作品に迫るからこそ生まれてくる日本語があることがよくわかる。

最近、絵本や子どもの文学に注目が集まっているのはとてもうれしいことだけど、とくに絵本が新しいメディアとして、「子ども」とは関係のないところで作品が生まれたり、議論されたり、評価されたりする傾向にあるようだ。絵本の地平が拓かれてゆくことは大賛成なのだが、でも、そのおおもとのところには「子ども」がいることを忘れてはならないと思っている。

ことばの発展途上にある人たちに、すぐれて美しい日本語を手わたす役割が絵本にはあると思う。いちばん大事な役割だ。そして、その「すぐれて美しい日本語」は、成熟した人間の健康的な倫理観で保証されるものだとも思う。言葉と思想は一体化している。

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TBきましたね

ここにコメントいれさせてもらいます
面白い本があるんですね
最近いろんな人の記事読むと
知らなきゃならない知識が
あまりにも多過ぎて うわ~
になってます

これからもいろんなこと教えてください

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