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2006.04/15 [Sat]
『あなたがうまれたひ』
「英米児童文学」の授業の導入に『あなたがうまれたひ』を読んだ。読んでいる間は、教室はしんとなり、みなが身体中で言葉を受けとめてくれるのがわかった。授業が終わったあと、何人もの学生が「とてもよかった」とリスポンスシートに書いてくれたり、自らその思いを伝えに来てくれた。うれし。
この作品は、一人の人間の誕生を宇宙の神秘的なめぐりあいのなかで祝福し、語ったものである。「あなたがうまれてきてとってもうれしい!」と。学生たちは、絵本を読みながら自分も「あなたがうまれてきてとてもうれしい!」といわれて育ってきたことに、気づき、よろこびも感じたのだろう。
すぐれた子どもの本には「あなたがうまれてきてとてもうれしい」というものがなくてはいけない、というのが今日のテーマ。このメッセージこそすぐれた子どもの本を作るのであると確信している。
もちろん「あなたがうまれてきてとてもうれしい」という思いは、ときには(とくに大きくなると)、「ぅるせーんだよ」と感じさせるようなヴァリエイションを生みだすのであろうけれど。
<今日の絵本>
●デブラ・フレイジャー、井上荒野訳、『あなたがうまれたひ』。福音館書店。1999年。
●ジョン・バーニンガム、たにかわしゅんたろうやく、『おじいちゃん』。ほるぷ出版。1985年。
●谷川俊太郎作、長新太絵、『えをかく』。講談社。2003年(新装版)。
この作品は、一人の人間の誕生を宇宙の神秘的なめぐりあいのなかで祝福し、語ったものである。「あなたがうまれてきてとってもうれしい!」と。学生たちは、絵本を読みながら自分も「あなたがうまれてきてとてもうれしい!」といわれて育ってきたことに、気づき、よろこびも感じたのだろう。
すぐれた子どもの本には「あなたがうまれてきてとてもうれしい」というものがなくてはいけない、というのが今日のテーマ。このメッセージこそすぐれた子どもの本を作るのであると確信している。
もちろん「あなたがうまれてきてとてもうれしい」という思いは、ときには(とくに大きくなると)、「ぅるせーんだよ」と感じさせるようなヴァリエイションを生みだすのであろうけれど。
<今日の絵本>
●デブラ・フレイジャー、井上荒野訳、『あなたがうまれたひ』。福音館書店。1999年。
●ジョン・バーニンガム、たにかわしゅんたろうやく、『おじいちゃん』。ほるぷ出版。1985年。
●谷川俊太郎作、長新太絵、『えをかく』。講談社。2003年(新装版)。
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