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白雪姫は王子のキスで

英文科一、二年生の授業が始まった。あいにくの雨だったが、二クラスとも全員出席。二年生は、男子学生が6人もいることに感動してしまった。去年は、たった一人だったのだ。

今年の一年生は、昔話を原典で読むことになっている。さっそく「白雪姫」を語る。お后が鏡に向かってたずねるところを、歌でやろうかと思ったが、音をはずすと恥ずかしいのでやめておく。彼らは、白雪姫が三回も殺されることに怪訝な顔を浮かべ、リンゴをぽろりと出して蘇生する場面にはたいへんびっくりしていた。今年の学生の「白雪姫」経験は、全員が「王子のキス」で目覚めるヴァージョンだけだ。また、『本当は恐ろしいグリム童話』を本物のグリムだと思っていた学生も一人いた。テキストに収録されているSnow Dropを途中まで読んだところで時間切れ。来週は「白雪姫」を導入にして、グリムの話をしようと思う。

二年生は、Earthsea Quartetをテキストに<ゲド戦記>を読んでいく。最初の一ページをさらりと読んで終了。物語を読む楽しさをほんの少しでも、感じ味わうことができればと思う。とにかく彼らは、読書体験が少ない。英文科の学生なのに、自力で原書を読んだのはたった二人。それも、ノンフィクション(一人は一時ベストセラーになった『チーズはどこへきえた』←タイトル曖昧。もう一人は、『五体不満足』の英語版)だ。

すべての学生が、映像化された<ハリー・ポッター><ロードオブザリング><ハウルの動く城><ナルニア国物語>のどれか一作は見ているのに、作品を読んだ学生はほとんどいない。『ハリポタ』がぽつぽつ、『指輪物語』もぽつぽつ、全巻読んだ学生は一人、あとはみな一巻目で挫折している。ちょっと、ブルーになる。

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