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「しまうま」

アーサー・ビナードさんの公開講座で紹介されていた「しまうま」という詩のオリジナルが手に入った。短くわかりやすい詩であるが、その批評精神は強烈である。

"Zebra" Gavin Ewart

White men in Africa,
Puffing at their pipes,
Think the zebra's a white horse
With black stripes.
Black men in Africa,
With pipes of diffrent types,
Know the zebra's a black horse
With white stripes

「しまうま」  ギャヴィン・ユーアート(わしこ訳)

アフリカの白人が
ぷかぷかパイプをふかしながら考えた
しまうまってのは、黒い縞模様のついた
白い馬なんだろうってね

アフリカの黒人は
ぷかりぷかりパイプをふかしながら気づいた
しまうまってのは、白い縞模様のついた
黒い馬なんだってね

私は「しまうま」をどっちに捉えていたのだろうか? この詩を提示されたときには、「頭をガン」と打ちつけられたような感じがした。しかし、これからは「しまうま」を見るたびにこの詩を思わずにはいられないだろう。文学(詩)の力というのはすごい。そぎ落とされた簡潔な言葉と比喩で私たちの既成概念や思いこみを鋭く撃つ。

ところでビナードさんは「しまうま」という言葉がとても好きだとおっしゃっていた。「そのものズバリで[対象を]ぴったり表している」からだそうだ。いいなぁ、この言葉に対する感受性。私は「しまうま」という言葉に初めて出会ったとき、どう感じたのだろうか。

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