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続・ナルニアの怪

『ライオンと魔女』研究社版(テキストはPuffin版が底本)が出てきた。くだんの場面は "This story is about something that happened to them[four children] when they were sent away from London during the war because of the air-raids." となっている。瀬田貞二さんは the war を「この前の戦争」とお訳しになっているのだ。しかし、ここで重要なのは、「どの戦争」ということではなく、子どもたちが孤立した場所にある教授のお屋敷に疎開し(一番近い鉄道の駅から10マイル、郵便局からも2マイル離れている)、そこで「ナルニア国への通路」を見つけることにある。

この研究社版には注があって(注釈者は森安綾さん)、the war にも注がつけられている。森安さんは「第二次世界大戦(1939-45)ちなみにこの本の出版は1950年である」(p165)と書いている。その根拠は、どうやら出版年から割り出したようである。

あとは、子どもたちの服装などのイラストレーションから推測できるかもしれない。ひきつづき、調べてみよう。

ところで、長い間<パスワード>で読んでいただいてきましたが、本日より<パスワード>なしで読んでいただけます。ご迷惑をおかけしました。

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空襲

第一次大戦の主流は歩兵&馬の戦いだったような。飛行機(空爆)は第二次大戦で盛んでした。そのあたりの視点から調べられてもいいかもしれません。

空襲

ゆかさま:ベベンジー家の子どもたちは「空襲」を避けるために疎開したのでしたよね。ということは、第二次世界大戦だったということです。あの偉大なJ先生も誤解していたというわけですね。

この時代に活躍したイギリスの作家たちの多くが、第一次大戦に従軍しています。彼らにとっての戦いは、「第一次大戦」ということにはなります。

空襲(2)

いろいろ調べていたら、こういう写真をみつけました。第一次大戦時、ドイツ軍の空襲を避けようと防空壕に避難する子どもたち:
http://www.firstworldwar.com/photos/graphics/ww_london_airraids_01.jpg

http://www.firstworldwar.com/photos/graphics/ww_london_dugout_01.jpg

参考サイト:http://www.firstworldwar.com/photos/homefront.htm

ただ、空襲がひどくて「疎開をした」ということであれば、第二次大戦だろうというのが、トロント在住の歴史家の意見でした。

NoTitle

ゆかさま:丁寧な資料やご意見をありがとうございました。一次大戦の空中戦については夫からも指摘されていました。しかし、トールキンの伝記などを読むと第一次大戦は「塹壕戦」のイメージ」があります。

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