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これは「読みあい」かな?

G 大学の授業もそろそろ大詰めを迎えるのだが(2月9日終了)、やりたいことが多すぎてなかなか着地点が見つからず、困ったもんだ。2月2日は、テキストに書いてあることは、「読んでおいてね」とお願いして、「発見の本」(普通は「科学の本」とか「ノンフィクション」と言われている分野)とは何かを『みんなおなじみんなちがう』(福音館書店/かがくのとも)を読んで考えた。

絵本の表紙には、大小さまざまな模様のアサリが並んでいる(写真)。ページをめくるごとに、トマト、ひまわりの種、ウズラの卵、繭、生姜、さくらんぼうの写真が現れる。「みんなおなじ でもみんなちがう」という言葉とともに。

大きな教室なので、前にでたり戻ったりしながら、丁寧に一ページ、一ページ見せていった。「これなに?」「好き? 嫌い?」と学生に問いかけながら。彼らは「エー」とか「XXだ」「すごい!」などと自然に声を上げながら、周りの人たちとも何となくさざめいている。「好き?」の問いかけには、「子どものころは嫌いだった」とか、複数の学生が「ひまわりの種っておいしいんだよね」言ったのには「リスみたいね」なんて応えながら、ざわざわと「みんなおなじ でもみんなちがう」と読んでいった。最後にページを閉じて、それから私がみんなをみて「みんなおなじ でもみんなちがう」といったとたん教室は静まりかえった。それぞれが「みんなおなじん でもみんなちがう」というメッセージをことりと心に届けたようだった。

リスポンスカードでも『みんなおなじ・・・』の体験が心に響いたと伝えてきた学生がかなりいた。これが「読みあい」と思わせるような貴重な時間だった。

ところで絵本には「クワガタ」の写真もあり、「みんなそれぞれツノの角度がちがうんだよね」といった私に、「ツノ」ではなく「あご」だとあとで指摘してくれた学生もいた。男子学生です。

「みんなおなじ でもみんなちがう」は、金子みすずの「みんなちがってそれでいい」という詩句と似て非なるものである。金子みすずの詩句は、なんか押しつけがましい。

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