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久しぶりの再会

友人の「リエ」さんが、出雲地方で講演会をするというので、彼女の講演先についてゆきながら、久しぶりにゆっくりした時間を持とうと、昨年から楽しみにしていた「出雲への旅」がやっと実現した。山口・宇部空港からやってきたリエさんと、羽田で合流。出雲地方は、高校の修学旅行以来である。地理の苦手な私は、島根と鳥取をよく混乱して、夫の顰蹙を買うのであるが、米子、松江、安来といわれても、残念ながら位置関係がつかめられないのである。

一泊目は、JR安来駅前にある「ひさご屋」というビジネスホテルに泊まる。リエさんの部屋からは、眼前に「無人のお化け屋敷風」の建物が嫌でも目に入り、シャビーなホテル内部といい何かもの悲しげな気持ちになる。ほんとうは、二泊目も「ひさご屋」の予定だったのだが、翌日に夫が合流することになり、彼の提案で温泉旅館に変更したのであった(これは正解だった。夫、ありがと)。

二人とも久しぶりの再会に高揚し、絵本の話で盛りあがる。夕食に地元の人おすすめの店を探しあてるも「満員」で、辺りをうろつき「ここぞ」とピンときたお店「やまきち」(「天界」という蔵元の経営する居酒屋)に入る。ここが、大正解であった。お酒がおいしく、若いご主人ともお母さんとも話が弾んだ。気さくなお母さんや若いご主人に勧められるがままに、おいしく、とっておきのお酒をたっぷりいただき、いい気分。また、何という偶然か、リエさんにも私にも共通の知人を知っていることが判明。なんということ。翌日の講演会の宣伝をして、店をあとにする。ちょっと飲みすぎたなぁ。

翌日は、夜行列車で到着した夫と合流し、打ち合わせに一足先に会場に出かけるリエさんと安来駅で別れ、私たちは、Iさん(地元の小学校の司書教諭で、去年アメリカ・カナダ学校図書館訪問でご一緒した方)のご案内で安足美術館に向かう。東京や横浜は「大雪」だというのに、ここ出雲地方は雪もなくよい天気。さすがに「庭園日本一」だといわれるだけあって、すばらしいお庭であった。「自然のついたて」「自然の額縁」などの趣向も面白い。

武井武雄「昆虫の読書会」、北大路魯山人「蟹皿」などに感嘆する。ミュージアム・ショップでは魯山人の「蟹皿」コピーが販売されていたが、実物とのきわだつ違いに驚く。魯山人の「蟹」はどこか稚拙でありながらも力強さがある。

食事を終えたあと、講演会場の和鋼博物館に向かう。時間まで、博物館のとなりの安来図書館を見学する。この図書館はNDC分類で配列されていない。「調べる」「たのしみ」「言葉」などという範疇で、本や資料が集められているのである。ぼんやり「何か面白いものはないかな」と探しに来る利用者にとっては、NDC分類を縦横するコレクション構築は、思わぬ資料に出会わせてくれるかもしれないが、「これが欲しい」と資料を探しに来る利用者には、使いにくいのではないだろうか。試しにある本を検索してみたが、コンピュータの画面上には「書棚の位置」が示されるばかりで、どこにあるのか、わかりにくい。図書館施設研究所の「スガワラ」さんが手がけた図書館らしいが、これでいいのだろうか、と思う。子どもの本のコーナーでは、表紙を見せる絵本架の角度が、使いにくそうであった。

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なんだか旅のひとつひとつがひそやかに編まれてゆくものがたりのようで、私もいつかたっぷり「天界」のお酒に酔いたいし、足立美術館のお庭に立ってみたくなりました。それにしても、わしこさんの旅の撮り方はおもしろいですね。
ひょっとして、シャビーなお部屋に、向かい側のお化け屋敷からの客人が現れ、あなたのお部屋のドアが閉まらなくなったり・・・なんてことはまさかねぇ。
ご主人の心配りもにくい感じですねぇ。

りえりんさん:こめんとありがとうございます。「おもしろい」ですか? 私には、どこがおもしろいのか、わかりません。私は自分は「ふつう」だと思っているのに、たいていの人から「かわっている」「おもしろい」といわれます。それも、わかりませんが、、、。

NDC分類

わしこさま:
こんにちは。
新しい発想の図書館、お話を伺っていると確かに使いにくそうですね。
NDC分類でまったくかまわないのにと思います。
それよりも、検索機能の充実が大切なのでは。
どれだけ多岐にわたるテーマ別検索を提供できるかが改善への糸口だと思いました。
こちらの図書館と比較しながら。

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