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いま考えていること

動物物語(絵本、物語)に描かれる動物の絵画的表象についていろいろ気になっている。始まりは、「アリスのウサギ」である。彼のチョッキと手袋について考えはじめ、ピーターの青い服にいたり、服を着せていない『あらしのよるに』へと向かったのである。

「服を着る動物たち」をテーマにして、久しぶりに『あらしのよるに』を、授業で学生に紹介したからだ。相変わらず、ここで使われている日本語には大きく違和感を持ち、もう少し「声の言葉」「物語の言葉」を意識すべき文章であると痛切に感じたが、おそらく、ほとんどの読者は「物語のおもしろさ」にひっぱられて気にならないのかもしれない。閑話休題。

あべ弘士の挿絵はファンタジーであっても服は着せていない。<あらし>シリーズも<どうぶつ句会>シリーズも、そこに登場する動物たちは、そのままの姿で出てくる。彼の描く動物が服を着ているところを想像しようとしたが、どうしても違和感がある。なぜだ!
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あさのあつこ『小練柿』は

あさのあつこの『小練柿』を読んだ。<弥勒の月>シリーズの第3作めにあたる。『弥勒の月』『夜叉桜』も読んでいるはずなのに、記憶にない。というより、読みにくかったのである。読みにくさはたぶん文体から発しているのだと思う。登場人物の独白と思わせて、作者が顔を出してくる心理描写のようなものは、相変わらず気になる。設定にも無理があるのも心から楽しめない。でも、北定町廻り同心の木暮信次郎と遠野屋の主人が気になる。

しかし、「童丱」(どうかん)をはじめとして、ときどき、あれ? と思われるような難字を使っているのはどういう訳なのだろう。私は、作品タイトルの「小練柿」とあわせて『日本国語大辞典』を引いてしまった。

仰天自己紹介

かつて、2度ほど夫に電話をしてきた男性が「★★大学名誉教授の☆☆です」と名乗ったことがあって、失笑したことがある。しばらくは、おもしろネタとして親しい友人に提供していた。「信じられなーい! ★★大学に勤めていました☆☆です」でいいんじゃないのと。

自分が常勤校を持たないしがない「フリーターでドサまわり」の大学教師である僻みからか、そのような「肩書き」を自ら公にする人には過敏になっているのかもしれない。NHKでは、というより、朝ドラ流れで見てしまう「あさイチ」では「★★大学教授の☆☆さん」と紹介して、どうやら意識的に「先生」という呼称を避けているような印象を持っている。まあ、先生でもいいんでないかいとも思うけど、自ら「名誉教授」を名乗る人は「先生」といって欲しいのだろうなと秘かに思ったりもしている。

木曜日の午前中に出かけた「図書館総合展」の講演会には友人の村中李衣が久しぶりにスピーカーとなって、「女子刑務所における絵本の読みあい」の報告をした。とても内容の濃い刺激的な講演であった。その、講演会の閉会の辞を述べた人が「★★大学名誉教授の☆☆です」と自己紹介したのには仰天した。こんなところにもいるんだ。彼の人は女性だった。

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