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小学3年男子VSわしこ

庄内町のA小学校では、1年生、2年生、3年生、6年生とお話を楽しんだり、読書や文学に関する授業をした。ここへは2年ぶり、3回目の訪問であった(昨年は私のスケジュールと運動会が被ってしまったのだ)。ということは、前回1年生だった子どもたちは、3年生になったわけだ。司書教諭の先生が、「1年生の時に絵本を読んでもらったんだよ」と話してもあまり反応がなかったのに、そういえばと、私が、その時には『うえきばちです』(川端誠/BL出版)を読んだことをはなすと、あちこちから「覚えてるー」というざわめきが聞こえてきた。確かにあの時は、子どもたちの反応もよく、ノリノリだった。「顔は忘れたけど、絵本は覚えてるー!」という子どもたちもいた。そうだよね。

というわけで、3年生には少し長いがこんなお話も楽しんで欲しいという思いで、「三人の旅人」、そして、ちょっと息抜きに『ありがたいこってす』、最後には、福島弁で「団十郎閻魔」を語った。このプログラムには、一貫性はないのが残念であり、今後の研究課題である(一貫性を追求するあまり、似たようなお話だけでもつまらないし、プログラムの構成は難しい)。先生は、まだ3年生だから「叙情的なお話は苦手」とおっしゃっていらしたが、シンと聴きいる子どもたちは美しかった。

挨拶をして、最後に子どもたちが退出をするとき、視線を交わした男の子に「どれが好き?」と聞いたら、「全部!」と笑ってこたえてくれた。そして、なんと彼は腕を上げたのである。そう、私は、小学校3年生の男の子と、「ハイ・ファイブ(日本語ではなぜかハイタッチという)」をしたのだ。それをきっかけに、周りにいた男の子数人とハイ・ファイブをして別れた。

今回の「お話旅」はこれが一番印象に残っているかな。フツーのおばさんが見知らぬ小学生と「ハイ・ファイブ」をするなど、大げさに言えば「奇跡に近い」出来事である。トムとバーソロミューおばさんの抱擁の如く…。それを可能にしたのが、「お話」であることに感動した。
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図書館活用教育

例年通り、山形県鶴岡市のC小学校の研究授業を見学してきた。今回は3年生の国語で、『わすれられないおくりもの』単元を終えたあとに展開された、「読書マイスターになろう」という発展学習を見せて頂いた。4クラスがそれぞれ異なった段階での授業を見せてくださったので、授業の流れもよく解り、「教師が何を目指しているのか」が明確であった。

展開された授業は、4人からなる班のメンバーが同じ本を読み、物語の順序、登場人物、情景等についてのクイズを考えることで、その物語についての「マイスター」になるというものであった。最終的にはクラス全体で「クイズ大会」に臨むというのであるから、自分の班の割り当て作品を読むだけではなく、クイズに正解するためにほかの作品も読もうという、読書への動機づけにもなる。そのためには、相応の読書力がついていなければできない学習であるが、年間150冊以上の本を読んでいるC小学校の子どもたちであるから成立するのであろう。しかし、物語のテクストを解体してしまって、情報として散乱させないようにとの教師側の意識や取り組みは十分理解できたものの、実際には、子どもたちの戸惑いをすくい上げたり、読みを深めるサポートができていない点が目立った。公開授業というのは往々にしてこういうことになるのかとも思ったが、それでも、力量以上のことに手をつけてしまった、もしくは、準備不足だったと思わせられる点が散見された。

一クラス、6つまたは7つの班が、別々の作品を選んで取り組むわけであるから、教師側の準備は相当なものであると予測できる。しかし、C小学校には、司書教諭、学校司書が常駐していて、その図書館活用教育には定評があり、そこにこそ、この研究授業の眼目があるはずだと考えたのだが、今回はとくに、学校司書、司書教諭との協働連携はみられず、学校司書や司書教諭が関わったのは、選書段階だけであったと聞いた。「えっ? ここでこそ図書館活用教育の見せ場なのに」と私は、びっくりしてしまった。

「読書マイスターになるためのクイズ作り」などという、作品をどう読むかという点に関わる授業であるからこそ、司書教諭が積極的に関わらなければと思ったのであるが、いったいどうしたのだろうか? 教師集団も司書教諭の仕事を理解していないのか? 司書教諭が明日の方を向いてしまっているのか? 「読書マイスターになるためのクイズ作り」となれば、「アニマシオン」の方法論が役立つと思うのだけれど、教師たちが「アニマシオン」という言葉すら知らなかったのには驚きだった。

そういえば、昨年、ちょっとクセのありそうな大学図書館勤務の見学者が「個人情報」に関わる質問をしたのに、司書教諭がそのポイントを理解できていないことがあった。その時は、あまりに不快な問いかけであったので(学校図書館関係者は個人情報に関して無知だろうという侮蔑的な雰囲気ありありの男性)、私が受けて立ったが。

C小学校の図書館活用教育は、もう十年以上の経験を持っているはずなのに、ここ3年間ばかりは、大きな疑問を感じさせることがたびたびあった。図書館活用教育とは、資料や場所を提供するだけでなく、図書館に関わっている人(学校司書、司書教諭)が子どもたちと資料を結びつけ、授業に活かしてゆくための手立てを考え、実践してゆく教育ではなかったか。C小学校の現在と今後に不安を感じる。

ルバーブジャム

ルバーブジャム

ネットショピングで手に入れたルバーブを使ってジャムを作った。2㎏のルバーブから2㎏強のジャムが完成。糖度は50%(このぐらいないと保存が利かない)。赤い部分と緑の部分を別に作ると色がきれいになるのだが、我が家ではそんなことしないのである。したがって完成品の色は今ひとつ。味は絶品。

写真は、一晩砂糖漬けにして水を出して、煮こむ前の状態。かつては、軽井沢の帰りに「つるや」で購入し作っていたが、軽井沢に行かなくなってずいぶんになる。

社会復帰の準備

再来週出かける山形での小学校の授業準備に時間を費やしている。今年は、1年生、2年生、3年生、そして、6年生のクラスで授業をしたり、お話をすることになっている。お話や絵本やほぼ選び終わった。

「ヤギとライオン」の「雨のふる日にゃー うちにいて・・・」は、作曲をした。久しぶりにピアノ(電子ピアノだけど)の蓋が開いた。一オクターブの中で「発話旋律」を少しアレンジした曲になった。「昨日殺した一万匹のライオン・・・」はやはり、あのメロディに乗せることにした。

6年生は、ブックトークのクラスと「作品分析」のクラスとふたつのクラスで授業をする。「作品分析」は先生の依頼により、「白雪姫」ときまった。絵本の比較もできそうで、楽しみだ。

一昨日は、阪神戦を観戦に横浜スタジアムまで出かけ、来週末は、ゼミ合宿だ。少しずつ外に出る毎日。今日は、中学校にお話をとどけに行きます。

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