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何読んでるの?

近くの中学校での「物語のわかちあい」、某私立中学校での「英語のお話し会」、某大学での「公開講座」がいっせいに5月スタートで、通常の授業もあるからたいへんな一月であった。床には、授業資料のほかにも資料や本の山ができていて、混乱の極み。

ひとつ終わる度に、カレンダーに×をつけて消してゆくような心境になる。「英語のお話し会」は、今週末にあと3クラス(紹介の仕方に手直しが必要な絵本あり!)、公開講座は6月第4週が最後となる。自分で作ったスケジュールとはいえ、これでは、ちょっとやばすぎる。

★椎名誠『大きな約束』『続大きな約束』『三匹のかいじゅう』
★柴田元幸『翻訳教室』
★尾崎真理子『現代日本の小説』
★俵万智『ちいさな言葉』(新版)
そのほか、清水眞砂子さんの評論など再再読、再再再読。

並行したり、一時中断したり、一気読みしたり…。
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子ども時代の読書

「子ども時代の読書」というテーマの授業のために、『橋をかける:子供時代の読書の思い出』(美智子皇后)、『本の虫ではないのだけれど』(清水眞砂子)、『児童文学最終講義』(猪熊葉子)などを引っぱり出してきて読み直した。とくに『青春の終わった日』(清水眞砂子)は、本格的にはじめから読み直している。

清水眞砂子さんは「本の虫ではなかった」といいながら、やはりたっぷりと物語の世界にひたっていたことを『青春の…』では告白している。引き揚げ者の厳しい生活や農業従事者の貧しい日常(米を作っているのに白米を食べられない生活)のなかで、年の離れた兄姉や従兄たちから、折に触れて本をプレゼントされて、読書に没頭している生活が見える。たしかに、今の状況からでは多くの人が想像できないような生活だったのだろうが(当時、ほとんどの日本人は貧しかったと思う)、その中でも、子どもたちはみな高等教育を受けているし、6歳年上のお兄さんは、浪人生活を送ってもいる。暮らしていた家も、古い大きな「屋敷」であったことが知れる(たぶん小作農家ではなかっただろう)。

家の手伝いをし、友だちやきょうだいたちと時を過ごし、けっして本ばかりを読んでいたのではないという意味で「本の虫ではないのだけれど」、その自伝的文章(たぶん自己点検的な意味あいも含まれているのだろう)の裏には、自分の出自や家族を誇り、自分の過ごしてきた人生を慈しんでいる様子が控えめながらきちんと書かれている。知的生活を送る兄や姉に輪郭を与えられ、そこで自己を育ててきた「私」がうかびあがってくる。

だからこそ、小谷野敦のように「教育実習でのエピソードに見られる優等生ぶり。その優等生ぶりを著者は嫌悪しつつ、結局今でも優等生なのだ、全共闘世代的な人なのだ、と思う。九人きょうだいの下から二番目に生まれて、兄や周囲の人々にいつも守られて、眞砂子一人まかり通る人生を送ってきたように見える」(アマゾンカストマーレビュー)という評価をする人間もいるのだと。今回の再読で、小谷野の気持ちが少しわかった。

スカイツリーからの電波

最近テレビを見ていると、電波の発信が「東京タワー」から「スカイツリー」に、また、「スカイツリー」から「東京タワー」に変わるという状況に遭遇することがある。幸い、うちでは、変更時に多少画面が乱れる程度で問題なく視聴できている。しかし、気になることがある。

画面の上から左にかけて、「★★から電波を出しています」というお知らせが出るのだが、その際に「★★から電波を発射します(発射しています)」という表現が使われている事に気づいた。NHK からだけだと思っていたら、昨日は民放(どこであるかは確認しなかった)でも「発射」という表現が使われていて、おそらく在京局すべてがこの表現を使っていると推測された。

電波は「発射」するものか? 発射するものは、「ロケット」「爆弾」「テポドン」などなどデンジャラス系のものが連想されるが、「スカイツリー」からの電波はひょっとして危険? 冗談でなければ「発射」はやめてくれ。

ゼミ飲み

昨日は、3年生ゼミの「飲み会」があった。ゼミ長(男子)がてきぱきと企画してくれて、一同うち揃って、品川、港南口のやきとり屋さんに出かけた。楚々としていて「甘いお酒」しか飲まないだろうという女子がいける口だったり、「★★くんは、いじると面白い」情報が入っているのに、★★くんとは、全然話ができなかったり、いろいろあったけれど、久しぶりに楽しい「飲み会」だった。2年生の「サブゼミ」で一緒だった学生でも、こういう機会でもないとゆっくり話ができない(2年生をそういう場所に連れて行ったらまずい)。

「私は、明日朝から、中学校でお話をするんだ」といいつつ、「一番飲んだ!」とか「顔赤い!」などと突っこまれながら(何しろまわりをお酒強い女子に囲まれていたし、お酒類が全体的に甘かったので、いろいろなものに手を出してしまったのだ)飲んで、気持ちよく21時05分発の★イング号に学生二人と乗った。帰り道も楽しかった。

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