スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

リンカーンとオバマ大統領

たとえバラク・オバマ氏が黒人の血を引いていようと、本質的には、日本とアメリカとの関係や対日政策はブッシュと同じであると思うが、しかし、「マイノリティ」への国内政策については共感できるところがある。結果の機会均等をめざすことは困難であろうが、どこかのアベさんに爪の垢でも煎じて飲ませたい。

先日の就任式でオバマ氏は、敬愛するリンカーン大統領が使った聖書に手を置いて宣誓した。自分の政治的原点をリンカーンに求めている点も好ましい(といえるほど、リンカーンの事を知っているわけではないが)。その日のニュースで木村太郎が就任式のことについてふれていた。しかし、なんと木村氏は、オバマ氏がリンカーンの聖書を使ったことを述べたあとで、「リンカーンは暗殺されましたよね」と続けたのである。その語感には、穿った言い方をすると「君はリンカーンに倣いたいと思っているようだけれど、暗殺されることの望んでいるのかな? だったら君の末路も明るくないね」と揶揄しているニュアンスが伝わって来た。

木村太郎がオバマ氏をどう思おうが、あのコメントはいただけなかった。せめて、リンカーンの業績(知らない人もいるんだこれが)とそれに対するオバマ氏の心情を伝えるべきだったろう。視聴者を侮っているときっとしっぺ返しを食らうぞ。声には自分が思う以上に、気持ちや感情が出てしまうのだ。
スポンサーサイト

冬の奈良

興福寺 五重塔

夫の講演出張について奈良に出かけてきた。前日から「雪」の予報が出ており、予定より早く出発するといわれていたので、なんだか寝つかれずぼんやりとした朝を迎えた。何回か情報を収集するが、新幹線の「遅れ」の事実はなく、実際出発してみると、あやしいと思われた米原付近は雪景色すら見られなかった。

こうして私は自らが「晴れ女」であることをはっきりと認識した。いや、「太陽の女神」とさえ呼んでもいいだろう。ふり返って考えてみるに、荒天のために飛行機が飛ばなかったり、予定をキャンセルしなくてはならなかったことはほとんどない。また、先日の突然の大雪のようなときには、授業は「全学休講」となる確率が大きい。断言できないのは、統計を取ったわけではないからだ。

敵は自分の講演を聴いて欲しくはなかったようだが、昼過ぎに着いた橿原神宮のある街は、パーシャルわしこができるほどに寒かったので、外に出ることはあきらめ、ひさびさに夫の話を傾聴させて頂く事になった。お話面白かったデス。参加者にもたいへん熱心に聴いていただけたようだ。講演後の交流会も時間が足りなかった。

その後、奈良市のホテルに移動したが、折から奈良市は若草山の「山焼き」でごった返していた。主催者の皆さんが「山焼きをご覧になれるのはよかったです」と仰ってくださったが、ほぼ冷蔵庫状態の街を歩く気にもなれず、「山焼き鑑賞」のために開放されていたホテルの屋上から、花火をちらりと見ただけであった。わしおとわしこは風流を解さない夫婦かい! と自らにつっこみを入れながら「風の森」という共感覚ネイミングあふれる吟醸酒を頂いた。

翌日は、夫の希望(おまかせ旅コース)で、興福寺の宝物館と国立奈良博物館でたくさんの仏像を拝観した。東京ではたぶん人混みの中でしか見られなかった阿修羅像ともじっくり対面できた。多聞天にも心惹かれた。その後、列車の中から平城京跡、復元された太極殿を見ながら京都へ出て、帰浜した。帰りの米原付近は前日とはうってかわって、雪景色であった。

「舌切り雀」から始まって

わしこの英語塾では、日本の昔話を語りにふさわしいやさしい英語に直すことも、塾の柱の一つである。11月からは「舌切り雀」に取り組んでいたが、今月でようやくたたき台となる英文を完成させた。

「舌切り雀」は、日本10大昔話には必ず取りあげられるお話であるが、私自身は「欲はかくものではない」という教訓が刷り込まれてしまっていたせいか、それほど好きになれないお話であった。途中で我慢できなくなったお婆さんが葛籠をあけてしまうと、おどろおどろしいモノが襲いかかるのも怖かった。ちゃんと家まで持って帰れば、お爺さんがもらったものと同じようなお宝が出てきたのかもしれないと、幼な心に夢想したこともなんだか思いだしてきた。

「舌切り雀」は、お婆さんが目を丸くして、腰をぬかしたところでやや唐突に終わるのであるが、どう終わらせるのかという議論から、皆の関心は「お爺さん、お婆さんのその後」に移っていった。「お婆さん、死んじゃった? 死んでもいいかもね。意地悪婆さんだから。」「いやいや、お爺さんが迎えにきたよ。やさしいから。」「お爺さんは、これ幸いと若い嫁さんもらったんじゃないの。お金もあるし。」などなど、勝手な意見が飛びだして面白かった。

「舌切り雀」は、明らかに「隣の爺型」のお話で、この手のお話は、欲深者が懲らしめられて終わるのであるが、「ねずみ浄土」(おむすびころりん)や「こぶとり」などと比較すると、「終わった感」がなく、なんとなく落ち着かない。結末についていろいろ意見が飛びだすのもうなずける。

Sさんは「お婆さんが気の毒だ」という。なぜならば、「あのお話は、妻妾同居のお話だから。お爺さんが雀をかわいがる事を厭うのは当然だろう」という。そうか、そういう風には考えなかったけれど、そう読む事だってできる。生きてきていろいろ体験してきたからこその解釈でもある。

そう考えてみるとなるほど、日本の昔話には、女性の哀れや悲しみをテーマにしたものがあるなと気づく。農家の嫁はその働きに適うほど食べることすら憚られて、こき使われていたのだろう。コマネズミのように働く「食わず女房」が当然のこととして求められた。そして、本来の労働に見あった食欲を行使すると、「山姥」や「鬼」として周辺に追いやられてしまったお話が「食わず女房」である。充分に食べることなくこき使われた女の怒りが見える。

「三輪山伝説」を原型に、最終的には「意に染まぬ結婚」「導具としての女」への異議申し立てが「猿婿」や「蛇婿」からすけて見える。

雪のおかげでいろいろ予定が狂ってしまった。6限の授業が休講になったのは、「やたー!」。1時過ぎの段階で、最寄り駅までのバスのダイヤはずたずたに乱れ、「運転見合わせ」こそなかったが、K急には遅れが出ていた。ガッコとして休講にしなくても、行けなかっただろう。というわけで、材料を手に入れることができず、「レバーペースト作り」は延期となった。

羽田往復も、朝比奈インターを入る頃から、霙混じりの雨から雪に変わり、10時半には帰宅したが、ちょっと遅くなっていたらどうなっていた事やら。敷地に入るトンネル前のカーヴで車がちょっとすべったのには驚いた。対向車がいなくてよかった。

島根行きの飛行機は結局「欠航」となり、品川から8時間かけて新幹線と在来線を乗り継いで、夜9時頃到着した敵は、いままでのことを考慮すると「嵐を呼ぶ男」かもしれないと確信を持った。かつて、台風の中を庄内便が欠航となり、やはり、新幹線やら在来線やらバスを乗り継いで鶴岡に行ったこともある。私は基本的に「晴れ女」である。

翌火曜日の生協の配達はほぼ7時間遅れで、パン、野菜などが欠品となり、足りない分を水曜日にヨーカ堂で宅配の手はずを整えた。

「レバーペースト作り」は延期になったが、ランチは3人で頂いた。

★サーモンサラダ・オニオンソース
★油淋鶏
★ひじき入りおにぎり/自家製味噌の豚汁
★シュワシュワ

昨日の料理

フードプロセサーを使って、オニオンソース、焼き肉のタレ、フルーツジャムを作った。

明日は「レバーペースト作り」にかこつけてランチを頂く予定なので、その準備のためにオニオンソースを作った。明日のメイン料理である、鶏もも肉の揚げ焼きには香菜入り油淋鶏ソース(本当は白ネギを使うのだけれど、どうしても香菜が食べたかったの)を添える予定なのだが、「香菜」苦手な人がいるかもしれないので、オニオンソースも用意した。焼き肉のタレは、まぁ、事のついでに作ったが、これもなかなかおいしい出来であった。

今日は島根に出かける敵を羽田まで車でお送りする予定。祝日で誕生日だというのに、例のE=ラーニング大学(さすがに成人の日は、普通の大学は休日になるのである)では授業がある。やれやれ。

<天山の巫女ソニン>シリーズ全5巻を読了。おもしろかった! 構造的にも物語の図式的にも読みやすく、長編作品への橋渡しになるだろう。中学生にもすすめたい。

映画『ホビットの冒険』

4ゼミの学生と映画『ホビットの冒険』を見た。上映時間の関係で、授業時間を使うことになり、一同うち揃って品川のシネコンに出かけた。ことさら3Dを望んだわけではないのだが、これも時間の関係でそういうことになってしまった。

3Dは初めてで、さすがに迫力があったが、字幕が飛び出して見えていて、読みづらかった。内容は、原作通りに作れとはいわないが、3部作にするつもりなのか、原作をかなりひっぱっていたし、『指輪物語』と同じように戦いの場面が多く、私は好きではない。映画では寝ることなどないのに、ときどき意識を失っていた。

映画としては、細かな部分におもしろさを感じた。例えば、様々なレベルの英語が使い分けられていたこと。ビルボはアメリカン・イングリッシュ、オーケンシールドやエルフはブリティッシュ・イングリッシュ(BBCスタンダード?)、トロルたちは、ロンドン・コックニー風の英語をしゃべっていた(ようだ)。ガンダルフがボソボソしゃべるときには、まったく何を言っているのかわからなくて、字幕を頼るほかはなかったが、いったん字幕を読んでしまうと、英語と日本語では発想が違うので、英語を追えなくなってしまうこともあった。

また、物語の冒頭部分で、ビルボが "Good morning" だけで多様な意味を感情にのせて表現している場面が面白かった。序盤にドワーフたちがうたう歌や、最後に流れたバラッド風の唄がとても良かった。

女子学生を16人も引率(?)していると、一人一人が皆と足並みを揃えたいのか、すぐに行動に移せず、結局、ぐずぐずすることになるのが困った。集団で行動するとき、多くの女子は他人の思惑を気にしていて、自分で決定できず、横並びを好む傾向にあることが顕著になる。めんどくさいなぁ。

すっきり!

ケータイ(iPhone)の調子が悪く、さらに、ネットで検索して迷惑メールフィルターを掛けて処置をしたのにもかかわらず、不快なメールが届く事が続いたので、業を煮やして「auショップ」で相談したらようやくのことで不具合も直り、迷惑メールも届かないようになった。すっきり!


しかし、いったい「簡単な仕事で高収入」「限定★★名」などというメールにひっかかるというのが信じられないが、怖いもの見たさで覗いてしまうのだろうか? 「迷惑メール」を受信する度に、バカにされているようで、汚されているようで、いつもいいようもなく不快な気分にさせられていた。本当に「お金が儲かる話」があるのならば、他人になど教えないと思うのに…。

かつて不動産業者のことを「千三つ屋」などと揶揄した表現があったが、メールを使って金儲けを企む輩は、「千三つ屋」どころか「万三つ屋」「十万三つ屋」なのだろう。品性下劣な輩とは、たとえメールであっても繋がっていたくない。

昨日の短縮語。「JK」=女子高校生。「コンソ」=紺のソックス。「最近のJKは、コンソの上にルーズソックスをはいて、ちょっとだけコンソを見せる」そうである。

物語三昧

『キラキラ応援ブックトーク』で気になった作品を読んでいる。『シノダ! チビ竜と魔法の実』(富安陽子)、『ポリッセーナの冒険』( ビアンカ・ピッツォルノ)、『天山の巫女ソニン1 黄金の燕』(菅野雪虫)をそれぞれにおもしろく読んだ。

『シノダ!』はシリーズの第1日目ということで、登場人物の紹介や設定の説明もあり、物語の濃く深さという点では少し不満が残った。「ユイにとって、じぶんのママが本当はキツネだということは、それほど大きな問題ではなかった」という第1文には、吸引力がある。次作以降に期待したい。★★★

『ポリッセーナの冒険』は、400ページもの長編であるが、昔話的なライナー構造をもち、テンポよく話が進んでゆくので、長編への入門にはうってつけの作品だと思う。ポリッセーナとルクレチアのコンビもよく描かれている。翻訳とは思われないほどに日本語が自然でわかりやすい。★★★★

『天山の巫女ソニン1』は、巫女修行をしていたソニンが「見込み違い」として俗世へ帰されたところから、物語は始まる。巫女としては使いものにならないとされた少女が、王国の陰謀を明らかにし、救うという筋立ては、目新しいとはいえないが、読ませる。あまりに現代的すぎる言葉づかい(会話)は少々気になった。★★★★

訪問者を示すカウンターがまたあやしい動きをしている。

2013年 元旦

謹んで新年のごあいさつを申しあげます。今年1年がみな様にとって実り多き1年でありますように、心からお祈り申しあげます。また、今年も「わしこの読書日記」によろしくおつき合いください。

お元日は、お祝いと称して朝から「スパークリング・ワイン」とお祝いの一皿で乾杯。お昼過ぎからは、同じ棟に住むご夫婦を招いて、ワインで乾杯(なんと妻は当直明けで帰宅したばかりだった! たいへーん!!)。久しぶりに、たくさんおしゃべりしました。ここに記すべきほどの料理を出したわけでもなかったが、たのしくたっぷりワインを頂いてしまった。これで、風邪からもほぼ復活となった。

それ以外は、ごく普通の日常が粛々と進んでゆく。「シンデレラ」関係資料を読み、来年度の「基礎演習」のテキストを決定し、シラバスを書き、朗読に使えそうな物語をさがし…という具合である。『キラキラ応援ブックトーク』(岩崎書店)から気になる本を注文する。事によったら、中学生を対象に定期的に「読みきかせ」をすることになるかもしれないので。

今年も「物語のよろこび」を求めて歩いてゆきます。






ブログ内検索

RSSフィード

リンク

月別アーカイブ

最近のコメント

プロフィール

わしこ

  • Author:わしこ
  • 無断転載ご遠慮ください。
FC2カウンター
最近の記事
カテゴリー
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。