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読んだ本のことなど

湊かなえ『告白』(双葉文庫)をすすめられて読んだ。「衝撃的」(文庫版カバー)なラストに不快感を覚えた。この作品をすすめてくれた知人は、「中学校の教師が子どもたちにすすめるのは許せない!」と憤慨していたが、確かに、彼らの生活が大きな比重を占めているとはいえ、中学生にはすすめたくはない。他者に対して倫理観を問い詰める主人公であるが、すでにその主人公の倫理観すら土台から揺らいでいる。

同時に近藤史恵の作品を数冊まとめて読んだが、『サクリファイス』(新潮文庫)がよかった。『告白』と比べると、人間の書き方に救われた。誰が高貴な魂を持っていたのかということなどを考えた。

『博士の本棚』『アンネ・フランクの記憶』(小川洋子)など。
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椿の芽

昨年10月にプランターに植えた椿の実が芽を出した! 3つ! この椿の実は、昨年10月の鶴岡訪問のさいに、致道館の富樫先生からいただいたものである(富樫先生は元朝暘一小の校長先生)。この椿は、葉の先が2つに分かれていてたいへん珍しいもので、致道館の庭の一隅に種から育った椿を見て、私もにわかに植えてみたくなったのだ。

春先には芽を出すだろうと、楽しみに気にしていたのであるが、その気配もなく「ダメなのかな」と残念に思っていたところが、一昨日久しぶりにプランターをのぞくと高さ10㎝ほどに育っていた!(雑草かとひっぱたらなかなか抜けず、長い根っこが椿の実と一緒に抜けた!) まだまだ双葉の状態であるが、なんとか大きくなって欲しい。

今年は男運がいい

「男運がいい」などと書くと誤解を招きそうであるが、おかげさまで(!)、今年は男子学生に恵まれて、楽しく気持ちよく授業が進んでいる。文字通り、「ありがたい」ことである。「予習が甘い」「物語を予測して読んで」「あなたの辞書は、○ぬけ辞書!」などと檄を飛ばしたり、イライラすることもなく、粛々と、しかし、時にはつっこみをもらいながら授業が展開されている。それも、1クラスだけでないのが驚きである。みんなとてもよく予習をしている。何なんだ、この現象は。

というわけで、授業でもストレスがたまらないし、「便所の裏」に呼び出されていじめられることもないので、心安らかに夏休みを迎えられそうである(「便所の裏」事件関連については、あらゆるところで話題にしているので、S・Tさんからは「もう元を取ったでしょ」と笑われてしまったが、いやいやまだまだ使わせてもらうぞ、このネタは)。

男運がいいのは、大学生ばかりかと思っていたら、小学1年生の男運にも恵まれた。先週の「絵本のわかちあい」は、「へんなひとかぞえうた」で盛りあがったが、この歌を知っている男の子が早速唱和してくれ、そのほかの子どもたちも、身体を揺さぶってリズムを取ったり、「○○ちゃん」と「○○食べた」の部分は、思わずという感じで、数え歌に参加してくれた。そして、「もう一回やって」の声がこれまた別の男の子から発せられた。

唱和をしてくれた男の子としっかり目があい、おとなとか子どもなどという関係が取っ払われて、「知ってるの?ありがとう!」「知ってるよ!楽しいね!」と一瞬のうちにつながるという、えもいわれぬ幸福な時を共有した。心から感謝。ありがとう。

しかし、このよろこびのそばから、来年度は、もうこんなこともないのだろうと悲観的になって、来年どころか、来年度のことまで気に病んでしまっている私は、自分でも如何なものかと思うのである。これでは、鬼ばかりでなく、ほかの恐ろしいものにも笑われてしまうだろう。

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