わしこの読書日記

子どもの本や絵本について研究しているわしこの読書日記と身辺雑記。

「読み聞かせ」顛末記

地元の小学校へボランティアとして「読み聞かせ」に出かけた。「読み聞かせ」ということばには、とても抵抗感を覚えるのだが(授業などでは「(絵本の)わかちあい」という表現を使っている)、このことばが人口に膾炙しているので、ここでは、とりあえず「読み聞かせ」を使う。たった15分弱の時間なので導入をどうするか悩み、経験豊富な友人や知人の意見を聞いたり、相談したりしたのだが、けっきょくは、「雰囲気で決める」こと...

映画『ライラの冒険:黄金の羅針盤』など

あまり気が進まなかったけれど、ようやくのことで、映画『ライラの冒険:黄金の羅針盤』に出かけた。予想通り内容的にはあまりにも薄っぺらでがっかりした。あろう事か、途中ほんの短い間だだが、二回ほど記憶を失った。映画館で映画を見ていて記憶を失うことなどかつてなかったことである。それだけ、つまんなかったのか、「歳」のせいなのか。イオレク・バーニソンがらみの映像は、本物と見まごうほど迫力があり、わくわくした。...

わしこの英語塾

語りの仲間たちを中心に「わしこの英語塾」をはじめて、そろそろ1年が過ぎた。昨年、英国へ「語りの旅」に出かけるにあたって、日本の昔話を英語で語ろうという目的で始まった会である。最近では、自分たちの勉強のためにと、短い英語の物語をさらにやさしく書き直す練習や英語の発音やリズムの練習もプログラムに入れている。インプットも大切だということで、ノルウェーの昔話「太陽の東 月の西」を英語(ダーセント再話)で、...

えきさいてぃんぐー!

「読み聞かせボランティア」にゆくことになった小学校の図書館はやっぱり「開かずの図書館」だった。「読み聞かせ」のある金曜日だけは、ボランティアの便宜のために開けてあるが、日常的に貸出がなされている図書館とは思えなかった。子どもたちに読まれない資料や本はまるで「死んで」いるようで、書棚に押しこめられている本の気持ちを思うと忍びなく、悲しかった。低学年の先生は、図書館からめぼしいものをピックアップし、教...

石井桃子さんと児童図書館

このところ石井桃子さんの著作や石井さん関連の著作を集中的に読んだ。その中でとくに問題意識を刺激されたのは、『ユリイカ<特集石井桃子:100年のお話>』に掲載された松岡享子さんの「石井桃子さんと子どもの図書館」である。松岡さんは当該評論で、石井さんの業績はさまざなな点から論じられているが、石井さんと子どもの図書館活動の関わりについて言及しているものはほとんどないとして、石井桃子さんが日本の児童図書館の...

斎藤美奈子『本の本』

全724ページの斎藤美奈子の書評集が出版された。すごすぎる。ベッドで寝ながら読むためにはふさわしくない。何となれば、重たくて支えきらず、眠くなってうとうとすれば、本は顔の上に落下し、鼻が陥没する可能性さえある(うそ)。はじめから順をおって読むのではなく、適当に開いたところから、気に入ったところから少しずつ読んでいこう。普通の本では「前書き」にあたるであろう「この本の使い方」には、最後に<なお、商品管...

朗読教室

「朗読教室」全7回が終了した(5月より第2期が開催される)。最終回は、前回ダメが出た点を中心に細かな指導を受けた。私の選んだ「ぜつぼうの濁点」には、「ありのまま」に朗読するようにとのコメントを頂いたのであるが、どうもピンとこない。私は声が低いので、「ぜつぼうの濁点」と読むのでさえ、絶望的に聞こえてしまうらしい。むしろ、明るくメルヘンティックに読んだ方がよいとのことだった。むずかしい。川端康成の「石...

『トムは真夜中の庭で』が舞台に!

フィリッパ・ピアスの『トムは真夜中の庭で』が文学座によって劇化され、8月9、10、11日に日生劇場で上演されることになったそうだ。公演は全5回。詳しくは、http://www.nissaytheatre.or.jp/fam/paf/Tom/index.htmlを。『トム…』が舞台になるなんて、ちょっとびっくりした。あのすぐれたファンタジー作品の舞台化などできるのだろうか。疑問である。夜の庭園、イーリーの聖堂、トムと少女時代をすぎたハティとのスケートの旅な...

結婚披露宴

甥の結婚披露宴のために九州に出かけていた。甥は神奈川に住んでいるのにもかかわらず、長男なので、九州の実家でも近隣の人たちを招いての披露宴をしなくてはならないのだ。新郎(甥)の両親(母親が私の妹、ちなみに彼女は仲間とゴスペルを歌って祝福した)がいろいろ演出に工夫を凝らし、素敵な披露宴だった。なんと、6ヶ月前から準備していたということだ。進行、プログラム、音楽、会場のセッティングなどすべて手作りだった...

石井桃子さんの訃報

たったいま、NHKのニュースで石井桃子さんが亡くなったことを知った。あー、胸に大きな穴が開いたようだ。合掌。...

絵本を楽しむ

同業の知人が、新2年生の女の子(Sちゃん)連れで来宅。10数年ぶりの再会であるが、メールのやりとりや共通の知人を介してのやりとりなどで親交を保っていたせいか、すんなり「フツー」に話が弾んだ。Sちゃんは初めての家で少し緊張気味ながら、私が本棚から出した「バムケロ」シリーズなどをおとなしく読んでいた。その後、慣れてきた頃合いを見計らって、怒濤のように絵本をわかちあった。『うえきばちです』『おー、うんこ』『...

Menu

プロフィール

  • Author:わしこ
  • 無断転載ご遠慮ください。

最近の記事

最近のトラックバック

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索