アニメ『精霊の守り人』は?
アニメ『精霊の守り人』のBS特番を見た(録画してくれた夫に感謝!)。充実した3時間番組であった。活字作品をアニメにするまでの「メイキング」映像には、それぞれの時点で関わる人たちの熱意や作品への愛がうねり、渦巻いてゆくさまが捉えられ、そのエネルギーで一つのアニメができあがってゆく過程がとてもよかったし、説得力もあった。複数の脚本家が、言葉一つ一つを丁寧に検討してゆく様子も、好感が持てた。実際に採用され...
祝 『みんなおなじ でも みんなちがう』
このブログでも、何回か触れていると思うが、「かがくのとも」の一冊として2002年に出版された、『みんなおなじ でも みんなちがう』が「かがくのとも傑作集」として単行本化された。この絵本は、必ず授業でも紹介する「定番」の絵本なのだが、なんといってもペーパーバックだったので、その扱いには神経を使っていた。ブッカーをかけて保護する一方で、他の本と紛れてしまわないように「別置」扱いにもしていたのである。ご丁寧...
花×症ではなく…
風邪だった。あのひどい鼻水とくしゃみの正体は風邪だった(帰りの「あずさ」号では通路を隔てた隣の客がひどい勢いで咳をしていた! きっと、××されたに違いない!! ところで、行きの「あずさ」号では、Y名N夫夫妻と席を前後した。彼は、大柄で姿勢のよい人であった)。というわけで体調を崩し、ほとんど外に出ないで、とにかく本を読みあさっていた。こんな時はさすがに英語は読みたくないので日本語ばかり(それでもハーンの...
「山梨のワイン」は
「山梨のワイン」は、葡萄ジュースのような味わいだった。宿では、「無添加 生赤ワイン」をいただいたが、葡萄のさわやかな甘さを感じた。こくこく飲めてしまい、あとが怖わーいワインである。白ワインも、甘いワインを飲んだとき最後に感じる苦み(タンニン?)もなく、すいすい飲めてしまうのである。やばい!山梨の人は、コップで一升瓶からワインを頂くらしい。また、ワインの消費量は、東京を凌いで日本一であるという。「飲...
もしや、花×症か!
数日前から、くしゃみがひどく、鼻がずるずるしている。「もしや、花×症か」とおそれを抱いている。「花×症」だと声に出して、文字に書いてしまうと本当になりそうなので、ことばの力に絡めとられないように、人にも言わず、文字にも書かないでいる。ここまで生きてきて、「花×症」なんて困る。何とか過ぎ去ってくれと、身をちぢめて生活している。とはいうものの、今日は、披露宴出席の夫について、山梨まで行き、一泊してきます...
石井桃子『幼ものがたり』を読む
いままで『幼ものがたり』を一気に通読したことがなかった。いくつか短い回想を読んでいるうちに、私の精神は、石井さんの子ども時代を離れて、自分の幼い時代のことを彷徨い、忘れられた記憶の断片を思いだすのがつねだったからだ。そうして、なんだか切ないような、悲しいような、そして寂しい思いとともに本は閉じられたのである。そして、また忘れた頃に『幼ものがたり』を手に取るのだった。しかも、いままで読んでいたのは、...
石井桃子『幻の朱い実』を読む
石井桃子さんの『幻の朱い実』(岩波書店)を読んだ。たぶん、3度目か4度目である。再読したのは、マーシャ(マーシャ・ブラウンさん)が1994年5月に来日したすぐあとのことである。この作品は、94年3月に出版されているから、私は出版後すぐ読んでいることになる。『幻の朱い実』の再読についてはっきりした記憶があるのは、「モモコの新しい小説」として、マーシャの講演につきそって2週間ほど各地をめぐったときに話題に出...
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