雪の京都
帰省ラッシュの間隙をぬって京都に出かけた。目玉は、鞍馬の温泉と「ぼたん鍋」である。雪が降る鞍馬山を背景にした露天風呂は、人も少なくゆっくり楽しんだ。目の前に迫る鞍馬山に圧倒される。「ぼたん鍋」はたぶん初めて。白みそ仕立てで思ったよりあっさりいただけた。しかし、サービスしてくれた袴姿の若い男の子の、手際が悪いこと、悪いこと。料理の知識もなければ、機転も利かず、がっかり。袴姿がなくよ。夫が楽しみにして...
『Children of Greenknow』再読
Children of Greenknowを再読。以前には、気づかなかったことがたくさんあったのにびっくりしている。トーリーが「まぼろしの子どもたち」に出会うまでが何と丁寧に描写されているのかということに、今さらながらにおどろいた。つまり、ボストンのファンタジーづくりの過程をじっくり辿ることができたともいえるのだ。グリーンノウの館で起こる不思議なできごとは、<アミニズム><五感><物語ること>がキーワードになっている...
けなげなロボモップ
「ロボモップ」をご存知だろうか? そうです。帽子型をして部屋中をくるくる動き回って掃除する「モップ」です。ときどきテレビの通販で見たことがあったが、「ふーーん」と横目で見ていただけで、その効果には懐疑的だった私である。しかし、なんと夫がアマゾンより購入したのだ。さっそく充電し、試みる夫であった。なんと、なんと、あちこち歩きまわるではないか。ころころ、ころころ。ちょっと手が届かないところにも入りこん...
『ソフィアの白いばら』
ブルガリアの昔話『吸血鬼の花よめ』の訳者である八百板洋子さんのエッセイ『ソフィアの白いばら』を堪能した。1970年にソフィアに留学したYOKOは、入寮早々ベトナム人留学生から、ベトナム戦争に加担する日本の姿勢を質される。同室のアセンカは、YOKOに強く激しい絆を求めてくる。次第に、留学生の国情だけでなく、複雑なスラヴの国々の事情ものみこめてくる。ひたむきに自分探しをするYOKOと歴史に翻弄され、否応なく自分の命を...
おかしいぞ、日フィル
年末恒例の「第九」に出かけた。なんだかなぁ。オーケストラに迫力がないし、知らない曲を聴いているみたいだった。ふだん否定的な意見を言わない夫も「金管にごってるね」という感想をもらす。バリトンの青戸知さんの歌声は、さすがに美しく響いていたが、久しぶりの錦織健クンにはがっかり。声に張りものびもなかった。おい、おい、ソプラノに負けるなよ、とつっこみを入れたくなるほど。コバケンの気合いは伝わってくるものの、...
ストーリーテリング入門講座(第5回)
10月から始まった櫻井美紀先生の「ストーリーテリング入門講座」が、14日で終わった。最後の会は、私たち生徒の「語り」の発表だった。朗読が4人、パーソナルストーリーを語ったものが3人、ストーリーテリングが1人だった。みんなとても素敵だった。年配の方が多いせいか、必ず枕に「みなさんお上手で、私のなど、、、」と謙遜なさっていたのだが、どうして、どうして、それぞれ個性的な語り口を持ち、楽しいパフォ−マンスだっ...
『あらしのよるに』私見
『あらしのよるに』(偕成社)ほかを授業で読み、学生に紹介した。一時、アマゾンのトップページに映画の宣伝がされていたり、テレビでも大きく取り扱われていたからだ。やはり、原作を先に知っておいて欲しいと思ったのである。「映像メディア」と「活字メディア」を同じように比較することはナンセンスだと思うが、しかし、その違ったメディアを受けとるのは私たちにほかならない。映像であれ活字であれ、受けとめる側は、自分の...
おかめ・ひょっとこの踊り?
バレエの発表会が終わった。いろいろぐちゃぐちゃ悩んでいたわりには、あっけなく終わった。しかし、踊りそのものは、とても楽しく踊ることができた。緊張しているNさんに「一発かましてやるからね」(何と下品な!)と、出の直前に「おならぶりぶり」と声をかけて、笑わそうとたくらんだのである(私ってちょっとおバカ?)。しかし、当のNさんは、やはり緊張のせいで、私の「かまし」は聞いてもらえなかった。ところが、思わぬ効...
ミニ・コンサート
5限の「基礎ゼミ」唯一の男性であるH君は、ときどきギターを持って教室に現れる。今日は、先週のやり残しをおえると、何となく「H君にギターを弾いてもらおう」という雰囲気になってしまった。H君は、快く引きうけ、ギターを弾いてくれた。オリジナルの「ハッピー・バースディ・ソング」がとても素敵だった。歌が心にしみて、みんなの気持ちが清められた感じ。私も、心がふわり、きゅんとなった。その後、授業にもどることができ...
絵本『Wolves』
あすかさんのブログで紹介されていた Wolves がアマゾンより届いた。何とも不思議で、斬新な絵本。絵本の中にさらに同じ絵本が出現し(著者名だけがちょっと違う)、物語が展開されてゆく。Masrer G Rabbit 氏が図書館から借りだした本はWolves であった。その時点で、読者である私たちは、ラビット氏が借り出した「絵本の中の絵本」に入ってゆくことになる。「おおかみ」についての絵本に熱中しているラビット氏は、そうとは知ら...
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