スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

挫けそうになる心

「新しい段落をはじめるときは一字下げる」何回この言葉を書いてきたことだろう。がんばる気持ちのある人には、なんとか救済措置を、と考えてこちらから出したメッセージに、「なんとかしてくれるんですね」という返事がくる。自分がレポートに関してどうするのか表明しないで、こちらの「おいしそうな」言葉だけに反応してくる学生。そういえば、文学部の専門科目を教えはじめた一年目、きちんと出席していたにもかかわらず、レポートが出てこない学生が気になったので、学校の教務から当該学生の連絡先をきいて、何か事情があれば考慮するが、と連絡したことがあった。ほとんどの学生が「ギブ」するとの返事だった。脱力感に陥ったことを、いま思い出した。やる気があって、最後まで食らいついてくる学生は、粛々とがんばってくれるんだ。そうだったんだ。

私の「がんばれメッセージ」を読んで「この履修科目からは生きた声が聞こえてこない」「責任のある資格科目であることに驕っているのではないか」と、わざわざ私に伝えてきた学生がいた。あまりに失礼な物言いだと思ったから、「失礼だ」と返事をした(「このような失礼なおたよりをいただくとはおもいもよりませんでした」と、怒りを抑えて返事するのが精一杯であった)。その後、私はこのできごとについては封印していた。ところが、今日、システムの不調で、当の学生が学校あてに私には理由がわからない「逆ギレ」メッセージを出していることがわかった。曰く「完全な科目選択ミス」「非常に憤慨している」「母校の繁栄のために忠告申し上げる」ということだ。私との具体的なやりとりについては一言も触れていなかったようだ。

夜道を一人で歩いていたら、どこからか水をぶっかけられた心境。自分の仕事にはプライドを持っているが、さすがに情けない。私がやっているのはいったい何なんだ? 「XXサービス論 課題」でググってみた。なんと出てくる、出てくる。「魔のXXサービス論」「XXサービス論の教師は性格が微妙」。私のことではなかったけどね。

自分の立場からしか書いていないンだよね。自分の都合の悪いことは、書かないンだよね。こわい。あまりにもつらくて、情けなくて、書かずにはいられない心境。
スポンサーサイト

絵本・絵本・絵本

バレエのお稽古の帰りに、「モアーズ」内の書店で、気になっていた絵本たちを購入。ここに入っているH書房、侮るなかれなかなかの品揃え。ちょっと玉石混淆の感があるけれど・・・。

●『キューピッドとプシケー』(ほるぷ出版)
櫻井美紀さんの語りを聞いてからというもの気になっているお話。これは、なんとあのペイターさまが『享楽者マリウス』にお書きになっていたものらしい。ペイターをご専門にしていらした大学院時代のM先生と『ルネッサンス』の原書を読んだことを思い出す。先生は、『享楽者マリウス』をお訳しなっている途中でなくなられたのである。もう少しお話を聞きたかった。絵はル=カイン。

●鈴木サツさん語りの昔話を絵本化した『お月お星』(朝倉摂絵)、『瓜子姫っこ』(飯野和好絵)の二册。ばりばりの遠野の言葉をそのままテクストにする意義は何なんだろう、と考えてしまう。サツさんの語りは、『昔話の語法』(福音館書店)の付録についているFDに入っている。語りを聞いたこともない人にとっては、きっとわけがわからないテクストにしか見えないのだろうと思われるが、、、。朝倉さんの絵もふさわしいのだろうかと疑問。出版社はちょっと気になる瑞雲社。ふーん、瑞雲社ねぇ。

●『ぞうのボタン』(うえののりこ作/冨山房)。文字のないナンセンス絵本の古典。これは資料用。70、80年代の日本の絵本は手持ちが少ない。『ねずみくんのチョッキ』もそのうちに。

●『絵で見る日本の歴史』(西村繁男作/福音館書店)。『ぼくらの地図旅行』のおもしろさに引きずられて購入。時代考証もきちんとしていて、解説もよくできている。これは「物語ごっこ」の資料になる本とみた。

絶品 ! オニオンソース

980円で手に入れた手動式ミンサーでオニオンソースを作った。これが、絶品! すばらしくおいしい。昨日は「豚バラ肉の冷やししゃぶしゃぶ」のソースとして使った。めんつゆにオニオンソースを大さじ二はいほど。「うーん。天才メニュー」と自画自賛。「でしょ?」と夫に返事を強要して顰蹙を買うのでありました。

<オニオンソース>レシピ
●玉ねぎ 半個
●オリーブオイル 大さじ3杯
●柑橘系のジュース(昨日はシークワーサー) 大さじ1.5杯~2杯
●塩 小さじ1~1.5杯

これらを順番にがらがら混ぜてゆくだけ。サラダ・ドレッシングや焼き肉のたれとしても使えそうだし、ニンニク、生姜など混ぜてもよさそう。うれし。

『日本の童話名作選昭和編』

『日本の童話名作選昭和編』(講談社文芸文庫)を読みすすめる。

宮澤賢治の「グスコーブドリの伝記」は、農業従事者としての賢治の姿がブドリに重なってくる。フェアリー・テイル的でありながらも、リアルに社会が投影されている。この作品は、賢治の死の前年に雑誌に発表されたものらしい。千葉幹夫氏の解説には「饑饉や津波など災害の続く東北で、科学と宗教、自然との闘いなど賢治童話の集大成という趣があり、いわば、かくありたかったというフィクションとしての『賢治自身の伝記』とも読める」とあり、大いにうなずく。

「あすこの田はねえ」「もうはたらくな」という詩ともシンクロし、賢治の心からの願いや祈りに思いがゆく。やっぱり、賢治は好き。

この『日本の童話名作選』には「大造爺さんと雁」(椋鳩十)、「おじいさんのランプ」(新美南吉)、「坂道」(壺井栄)などなど、佳品がそろっている。

「大造爺さんと雁」の初出は、昭和16年『少年倶楽部』だそうだ。時代を感じさせないすぐれた作品。小学校のころに椋鳩十をワクワクしながら読んだことを思い出す。

やはり、小学校のころ読んだ記憶のある「坂道」は、たぶん肝心の所が読めていなかったかも知れない(「差別」に怒った覚えはあるが、非常に理念的な怒りだったと思う)。

ここで、告白すると、「坂道」で一番印象に残っているのは、だまされて、失望して道子の家に帰ってきた堂本さんに、お母さんが白米を炊いて卵ご飯をふるまう場面。今でも私は卵かけご飯には愛着がある。

あの場面は、道子たち家族のまずしいながらも精一杯の思いやりが象徴的に現れているんだろうな。アツアツご飯のぬくもりが道子の母さんのやさしさや「くず屋であろうが何であろうが、わたしたちはちゃんと生きているんだ」という心意気が伝わる。

しかし、講談社文芸文庫は高すぎる。

まだまだ続く添削

いつになったら終わりになるのか先が見えない添削も、評価が出来るようなものに仕上がって提出されてくる。うれしい。こっちだって、意地悪で「再提出」を課しているわけではないのに、きっと「XXばばあ」と思われ、罵られているだろうな。

問題意識を持っていなければ、水準点に達するレポートが書けないのは当然のことであるが、「問題意識」がないと、「子どもにとって必要な作品であると思われる」「子どもの読書体験にふさわしいものである」など、どこにでもあるような陳腐な結論を書いてよしとしてしまう。

「子ども時代の読書体験の重要性」について論じるならば、レポートもそのように構成されるべきなのだが、そのようなレポートたちからは「課題だから仕方なく課題図書を読んで、書いているんです」という匂い(?)がぷんぷんしてくる。自分と作品と格闘したプロセスを大事にしたいのだけれど、その過程が見えてこない。でも、本気になって格闘すれば、必ず見えてくるものもあるし、「顔の見える」レポートが書けるのだ。私はそれを信じて今日も、朝から添削しているのであった
(T_T)。

そういうわけで、読書は進まず。週末に、あさのあつこ『福音の少年』。少年のもつひりひりとした感覚、触れればきれそうな少年の感受性がぶつかり合う。これは『バッテリー』にも通じるところがある。しかし、物語としては、残念ながら、楽しめなかった。オープン・エンドにも少し不満。

Ballet ShoesとCSルイスの『愛はあまりにも若く』を併読中。我ながら、何という組み合わせかと思う。

今から、歯医者でプチ手術。午後からは、翻訳チェックに本腰を入れよう。

「探究型学習」の勉強会

図書館を活用した探究型学習についての勉強会。エドモントン仲間とほぼ月一のペースで、文献を読んでいる。今日はいつものメンバーが二人も欠席!

一人は仕事(夏休みだというのに)、一人は扁桃腺を腫らして声が出ないそうだ(早く元気になってね)。結局、あまり進まず。だいだい、みんなで、わいわいお酒飲みながらしゃべる口実が欲しくて始めたような勉強会だから、それでもいいけどね。

今日は、ゲストが来てくださった。知る人ぞ知る「大航海」のK先生。お久しぶり。ちょっと丸くおなりになったようで、、、。やはり、話はレポートの書かせ方、というか、学習者に対して、どのように動機ずけするか、という話で盛りあがる。レポートというのは「探究型学習」の一つの到達点ともいえる。たとえ、学校の宿題であっても、学習者が自分に沈潜し、内省してはじめて書けるものだから、自分の問題意識がなければ、人の心を動かせるようなものは書けない。結論は、非常にわかりやすい真実にゆきつく。そうだよね。

<今日のメニュー>
●アジのエスカベージュ
●イカのネギ生姜炒め
●蒸し鶏のサラダ
●そば
●紅茶のゼリー(ニセビール/吟醸酒など)

じつは、ごく普通の家庭のお総菜。そういえば、『クローディアの秘密』(カニグズバーグ/岩波書店)で、クローディアがフランクワイラー邸でランチをごちそうになる場面もこんなふうだった。

"Nouilles et fromage en casserole"でございます。「わたしそれをいただくわ。とてもおしゃれで、おいしそうですもの」と気取ったところまではよかったが、「なーんだ、チーズマカロニじゃない」とクローディアは落胆するのだ。そこで、すかさずフランクワイラー夫人がこう言う。「きれいな洋服をぬいだら、わたしもただのおばさんよ」。おしゃれでぴりっとした会話がいいなあ。

そういえば、去年の夏は「アジのエスカベージュ・ア・ラ・ジャポネ」をよくつくったもんだ。「アジの南蛮漬け」のことですね。はい。

憂鬱二連発

ここに三週間のX飲X食(とは思えないが、美食ともいえない)、のたたりがやって来て、たった一週間のうちに体重が3kgも増えてしまった。確かに6月末から、外食や飲み会が多かったのは事実。でも、その翌日でも体重には変化は見られず、だいじょうぶだと思っていたのに、、、。いったいどうなっているの。むちゃくちゃブルーな私。しかも、体重ごときで、こんなにブルーになるなんて。ちゃちな私にもブルー。

添削指導しているレポートが書けない学生が「先生のことばに傷ついた、レポートは書けません」って書いてきた。これも、ブルー。というより、XXつく。たぶん、私の言っていることがわかっていないのは、最初から予想できたのだけど、、、。自分がどんな内容のことを書いていたか、もう一度確認してきたが、レポートのあまりのひどさにいらいらして、思いっきりタイプミスしていた(稚拙を施設だって(T_T))。頭にきている私がよく見えた文でした。「こうゆう」なんてことばを平気で使い、思いつき(にしか見えない)文章を書き連ねているレポートなんか、たくさんだー! 

櫻井美紀さんの語り

昨日は、朝カル(横浜)の櫻井美紀さんの公開講座「ストーリーテリングの世界~声とことばの芸術を楽しむ~」に出かけた。

授業でときどき語りめいたものをやることがあるので、申し込んだときから楽しみにしていたのだが、期待に違わず、充実した2時間だった。とくに「エロスとプシュケ」(アプレイウス?)の語りはすばらしかった。

マイクを使わず(このことも大いに賛同。しかも、司会の女性はマイクを使っているにもかかわらず、まったく滑舌のわるい、曖昧な日本語で、櫻井さんとの差がきわだった)、フリューゲル・ライヤー(つばさの形をした竪琴)の響きと情緒過多に陥ることのない抑制のきいた語りは、私(聴き手を)を数千年前のギリシアにいともたやすく連れだした。おそらく45分ほどかかったように思うが、あっという間の時間だった。途中、飽きることもだれることもなく、櫻井さんの語りに魅了された得難い体験だった。

日本でも外国(合衆国、英国)でも、機会を求めて語りを聞いてきたが、櫻井さんの語りはその中でも最上のものの一つだ。

スプリッツ

このごろコンスタントにスプリッツ(前後開脚)ができるようになった。その日によって、やりやすい方向がある。ふつうは右足前のほうが楽。後ろ足の膝が伸びきっていないのがちょっと残念。

気温が上がってきて、筋肉が柔らかくなってきているのだろう。うれし。

そういえば黒人の少女を主人公にしたバレエの物語があったことを思い出す。「スリーピング・ビューティ」のオーロラ姫を目指して練習してきた主人公が、役(オーロラ)をもらえなかった場面からはじまったように記憶している。どこかにあるはず、探してみよう。

読書記録

ここ一週間の読書記録(覚え書き・最高は★5つ・順不同)

・『こぶたくん』(童話館)★★★
・『鉛筆は魔法の杖』(あすなろ書房)★★★
Olive's Ocean(Greenwillow Book)★★★
・『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』(新潮新書)★★★
・『恋するコンピュータ』(筑摩書房)★★★★
This Quiet Lady(Harper Trophy)★★★★ 絵本
Alison's Zinna(Mulberry Books)★★★★ 絵本

絵本は気に入ったものだけ。

仕事が一段落

3月に風邪をひいて遅れに遅れた仕事も一段落。授業も来週の火曜日で終了。添削指導がひかえているが、これもなんとか終わってゆくだろう。この添削指導、費やす時間とエネルギーの対価としてもらっている給料は、あまりにも少ない。もっといいかげんにできればいいのに、できない。

読書を習慣としていない学生が「司書」資格を取ろうとすることに問題があるように思えてならない。とりあえず「資格」とっとこ、みたいな。

コンパはけっこう盛りあがって、楽しかった。なんと電車に乗ったのは11時46分。電車やバスには酔うので、電車ではほとんど眠ったこともないし、もちろん本も読まない。ところが、木曜日は、不覚にも眠ってしまった。ふと気がついて、辺りを見回しても、どこを走っているのかわからない。なんと、汐入(横須賀市)まで行ってしまったのである。というわけで、帰宅したのは午前一時過ぎ。ははは。

さて、本を読むぞ。バレエをするぞ。体脂肪を減らすぞ。

読書記録

読書記録をつける暇もないとうか、気持ちのゆとりが持てない今日この頃。来週で、すべての授業がおわり、春学期が終了する。

今年は、驚くべきことに「教え」に関するストレスはほとんどたまらなかった。去年の今頃は、「勉強しなくても、その場だけなんとかすればいいや」という学生に頭にきて、教員室で「They ××!」と怒っていたのに、、、。それに較べると、余裕はないけれど精神的には楽かも。しかし彼らはあまりにも本を読まない。

松井るり子さんの本を読んで「子どもが育つこと」「子どもを育てること」をいろいろ考えている。

テレビで黒川伊保子さんの講演を聴いて、本を注文した。
『恋するコンピュータ』(筑摩書房)
『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』(新潮新書)

『恋する・・・』をさらっと通読。「ナリッジ・エンジニア」の彼女の専門的な話を理解できたかどうか不安が残るが、「子育て中のナリッジ・エンジニア」が、ご自身の子どものことに絡めながら「脳」の不思議や、「言葉」「記憶」について語っているあたりは、刺激的でおもしろい。言葉の本質についても大きな示唆を受けた(「花雪姫と呼んであげる」「言葉のジレンマ」などの章)。この本はもう一度読み直す本。

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

月別アーカイブ

最近のコメント

プロフィール

わしこ

  • Author:わしこ
  • 無断転載ご遠慮ください。
FC2カウンター
最近の記事
カテゴリー
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。