わしこの読書日記

子どもの本や絵本について研究しているわしこの読書日記と身辺雑記。

長新太さん

ネットで長新太さんがなくなったことを知る。もちろん個人的な面識はないが、大好きな絵本作家の一人でした。とぼけていて、滑稽で、ナンセンスで好きな絵本たくさんあります。残念です。長さん、あちらに行っても楽しい絵本でたくさんの人たちをよろこばせてくださいね。(合掌)...

添削が始まった

E-ラーニング授業を主体にしている大学のレポート添削が始まった。ときどき、砂漠の中のオアシスのようにおもしろいレポートに出会うこともあるが、ほとんど「レポート」の書き方を知らない学生に対しての添削。朝の爽快な時間がほとんどこれに費やされる。通学主体の大学の学生だって、「レポート」が書けるというわけではないが、添削がないから細かく指導はしない。しかし、これでいいのかと反省。秋学期には「レポートの書き方...

鶴岡市へ(続)

忘れてしまわないうちに、C小学校について書きとめておこう。今回は第一回校内授業研究会にあわせて、子どもたちに「何か」という依頼だった。研究授業は一年生「おはなしのくにへレッツゴー」というテーマで行われた。初期読書への導きを昔話絵本を使って、興味深い授業が展開された。最後の段階では、子どもたちが自分の好きな絵本を「おはなしのくに」に入りはじめた子どもたち(別のクラス)に紹介するというもので、担任と学...

鶴岡市へ

明日、朝一番の飛行機で荘内へ飛ぶ。鶴岡市のC小学校を訪問するのです。「一年生に何かして!」という教育サポーター(ボランティアです)への依頼があったから。「語り」をすることも考えたのですが、「あそぶことばたち」というテーマで、「ことばあそび」「しりとり」などをやろうかと考えているところ。...

『ちぼくろさんぼ』

このところアマゾンでは最近復刊された『ちびくろさんぼ』が連日ベストセラーの第一位にあがっている。30をこえるカスタマー・レビューもよせられ、おおむね好意的に迎えられているようだ。レビューの中には「差別問題で絶版になった」ことに触れているものもあるが、ほとんどのレビュアーは「差別的ではない」との判断をしているようである。突然の絶版騒動にも、今回の復刊にもびっくりしたが、ネット配信の『児童文学評論』第89...

大学生でも一年生はかわいい。

今年初めて担当する「基礎ゼミ」では、Borrowers の原典講読をしている。小人の世界を想像することや、自分たちには馴染みのない生活用品や家の構造などわかりにくいことが多くて悪戦苦闘。でも、クラスの雰囲気はなかなかよい。先週、ふとしたことから「ホームシック」になっている学生がいることがわかる。授業中でもぽろぽろ涙が出てしまうのだって。私にも記憶があるなあ。「帰っておいで」といったのだが、切り詰めた一人暮ら...

うんこ:『おー、うんこ』『うんこ日記』

7限の授業は「絵本の世界へのお誘い」。Rosie's Walk を使って、1 絵と文のコラボレーション 2 子どもを読者に想定していることを話す。講義をしながら隣りに座っている男子学生の様子がなんだかへんなことに気づく。笑いをこらえているようでもあるし、そわそわしているようでもある。なんと彼らは私が読もうと持っていった『おー、うんこ』『うんこ日記』の<うんこ>に反応しているのだった(あとでわかったのだが)。その...

『絵本翻訳教室へようこそ』

灰島かりさんの『絵本翻訳教室へようこそ』(研究社)読了。あったようでなかった本。惜しげもなく手の内を見せてくれた灰島さん、すごい。翻訳の「コツ」を伝えるのではなく、絵本というメディアを理解した上で、作品に迫るからこそ生まれてくる日本語があることがよくわかる。最近、絵本や子どもの文学に注目が集まっているのはとてもうれしいことだけど、とくに絵本が新しいメディアとして、「子ども」とは関係のないところで作...

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