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プルマン

『黄金の羅針盤』『神秘の短剣』と読みつづける。日本語版のライラは、私が思っていたより子どもっぽくてがさつ。うーーん。
最後の巻を英語で読もうか、日本語にしようか迷っている。時間の節約のために、日本語で読みすすめようか。文庫本も手に入れたばかりだし。

必要あってDaffy and the Devilを入手し、読む。これはコーンウォール版「ルンペルシュテルツヒェン」。

ラヴェル卿が裸になってしまって終わるところが、何とも曰くいいがたし。子どもたちはよろこぶのかしら。マーゴット・ツェマックの暖かく味わいのある水彩画がいい。

魔女たちのうかれ騒ぎに飛びだしてゆくラヴェル卿は、こぶとりじいさんが、鬼たちの踊りに我慢しきれなくなって参加する場面を思いださせる。
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『黄金の羅針盤』

連休明けの授業で『黄金の羅針盤』(新潮文庫)The Northern LightまたはThe Golden Compassをよんで読書会(?)をやることにした。出版されたばかりのころ、原書で読んでいたが、今回は日本語で読み進む。うーーん。気になる翻訳。

<体を起こすと両脚を折っておしりの下に入れ>(新潮文庫p13)この部分は<正座して>ではいけないのだろうか? 正座という概念は西洋にはないが、日本語で読む人にとっては<正座>で充分通じる。翻訳でひっかかり、なかなか進まない。

ケンブリッジでプルマン氏にに会ったのもずいぶん前のことになってしまった。

『大人のための児童文学講座』

最近徳間書店より出た『大人のための児童文学講座』を読みすすめる。一つ一つが短いながらも、刺激的な批評。『赤毛のアン』の想像力のもつ意味についての指摘は、示唆にとんでいる。目から「うろこ」でした。ただし、気になる部分もある。

『わたしにはパパだっているもんね』についての項。・・・親から押しつけられたのではなく、自分が選択したかたちの家族がこれから始まるのですから。/児童文学の中の「家族のかたち」は、ここまで発展したのです。

確かに「自分が選択する家族」という視点から見れば、新しいと思うのだが、それはいわば、主人公のフェリのぎりぎりの選択であって、子どもにとってできれば両親の離婚は避けたいのではないかとしみじみ思う。社会の変化が、夫婦のあり方を変えてきたのだとしたら、この「自分が選択する家族」というのはその多様性が要請するのであって、その場合は「発展」かしらと考えこんでしまった。

「自分で選択する家族」というのは、選択させられるのではなく、子どもたちが自分の自立を求めて外に出る場合にふさわしい。もちろんどちらも、<自立>という結果になってゆくのでしょうが、、、。

授業覚え書き

昨日の授業は「文学と生きること」というテーマで、脇明子さんの『読む力は生きる力』(岩波書店)を援用して、いまおかれている子どもたちの状況を確認しながら、子どもの本の根幹について考えた。
ほんとは『かばくん』も紹介したかったのだが、いくら捜しても見つからなかった。こういうことってよくある。あきらめて、確信犯でもう一冊買うと、どこやらから出てくる!

『さんびきのやぎのがらがらどん』(福音館書店)
『かいじゅうたちのいるところ』(冨山房)
『あなたがうまれたひ』(福音館書店)

学生たちは『あなたがうまれたひ』に反応。『かいじゅうたちがいるところ』がくり広げる世界をおとなになって感得するのは難しいだろうなぁ。

ブログ再開しなきゃ

ずっと風邪をひいていたので、ブログの更新ができなかった。
4月になって、怒濤のように授業がはじまり、また(授業準備のための)泥縄式読書の日々。かなしい。

友人のRが、内田麟太郎/降矢ななコンビの<ともだちや>シリーズについて意見を求めてきたので、『ともだちや』『あいつもともだち』を読んでみる。人気があるのは何となく知ってはいたが、読んでいなかった。読んでみてうーーん。

友だちの欲しいキツネが「一時間百円」で「ともだちや」商売を始める話。キツネよりずっとオオカミが魅力的。オオカミ、豪快で、ポジティブ、ちょっと乱暴、でも繊細。降矢なながオオカミに入れこんでいる描きこみがおもしろい。

エピソードにのせて発信されるメッセージは、「ともだちや」アイディアはおもしろいけれど、わりと道徳的で「既視感」を感じさせる。

オオカミは隠れ主人公? 

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