わしこの読書日記

子どもの本や絵本について研究しているわしこの読書日記と身辺雑記。

Category [ 子どもと読書 ] 記事一覧

読み聞かせ学習会(第2回)

小学校のボランティアを対象にした読み聞かせ学習会の2回目に講師として参加した。今回のテーマは「昔話の残酷性」についてである。まず、昔話の残酷性を3つの側面から説明し、つぎに、昔話に現れる残酷な場面がどのように使われているのかを紹介した。例えば、「七羽のカラス」で描かかれている少女が小指を切って鍵に使う場面と「ガチョウ番の娘」の罰の残酷さは、その内容も意味合いも異なっているということ、また、「ネズの...

鶴岡の子どもたちと

9月下旬にE=ラーニング大学の学園祭行事とからめて鶴岡に出かけた(正確には鶴岡行き=朝暘一小訪問に絡んで学祭の企画が生まれた)。私は、朝暘一小の朝の図書館見学もそこそこに朝暘三小に移動し、1時限目と2時限目を使って1年生の子どもたちと絵本やお話をわかちあってきた。朝暘三小には、朝暘一小の初代の司書教諭M先生が異動して勤務している。そのM先生と五十嵐絹子さんの画策(?)で実現した「朝暘三小お話会」であ...

「語る」か「読む」か

私は「語り」の専門家ではないので、テクストなしで語る自信が無いお話は、テクストを用意して語る。このやり方を「語り」と呼んでいいのかどうか疑問に感じるところもあるが、この方法でも「お話」は十分伝わるし、お話の「魔法」だって感じる。「語る」ためには、テクスト通り覚えようとしなくても、かなりの負担がかかる。聞くところによると、「最低、数百回は読むこと」と教えられた人もいるそうである。たとえ、何百回読んで...

学習会で考えた

読み聞かせボランティアのための学習会(全3回予定)の1回目が終了した。今回は、近隣の小学校のボランティアのみなさんにもお声かけをしたので、立ち上げの時に教えを受けた先輩ボランティさんたちにもおいで頂くことができた。もちろん、私は初対面である。にもかかわらず、「ブログ楽しく読ませてもらってます」とご挨拶を頂きびっくりした。ブログの存在は、ボランティア仲間にもあえて宣伝することはしていないし、ニックネ...

感想を聞くこと

子どもに強制的に感想文を書かせることの愚については、さまざまなところで認知されてきていると思うが、「本」の感想を聞くのも、感想文を書かせるのと同じような愚行である。昨日のエントリで、読み聞かせに入ったクラスの先生が子どもに感想を言わせたことについて触れた。その件で、やはり私と同じようにお考えになっている方からコメントを頂いた。本来ならば、コメント欄に書きこむのが筋だろうが、少し長くなりそうなので、...

子どもたちと物語をわかちあうこと

地域の小学校ではすでに授業が再開され、ボランティアの読み聞かせも今週から始まる。先日、新年度から7月までに読んだ本を整理し、データ化したが、そのことでずっと考えていることがある。学習会を開いて「本を選ぶこと」に関する重要性については、かなり丁寧にお話ししたせいか、明らかに問題があると思われる本を子どもたちに紹介していることはほとんどなかった。その中で、4年生に、『たまごねえちゃん』(あきやまただし...

子どもたちとわかちあった本など

ボランティアに出かけている小学校で読んだ絵本や資料の整理をした。私がお手伝いをしている小学校では、「読み聞かせ」を終えたボランティアは、学年別に用意されているノートに自分の読んだ本の書誌事項や感想、子どもたちの様子などを記入することになっている。その記録をまとめるために、学期末にノートの当該部分をコピーして、そのまま机の上に放り出していたのであるが、ようやく「えいやっ!」と、決心して、昨日一日がか...

学ぶべき責任を感じること

小学校の先生や学校司書の方たちと学習会をしていると書いたことがあるが、彼女たちのもつ「学ぶことの責任」とでもいうような意識や熱意に改めて敬意を感じさせられるようなことがあった。「学ぶ」とは、まず自分自身の「いま」に謙虚にならなければ困難であることなのだと感じるようなブログ記事を読んだのだ。「学ぶことの責任」といったって、日々やるべき仕事を持ち、家に帰ってもやるべき事はたくさん待ち構えている身となれ...

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