斎藤美奈子『本の本』
全724ページの斎藤美奈子の書評集が出版された。すごすぎる。ベッドで寝ながら読むためにはふさわしくない。何となれば、重たくて支えきらず、眠くなってうとうとすれば、本は顔の上に落下し、鼻が陥没する可能性さえある(うそ)。はじめから順をおって読むのではなく、適当に開いたところから、気に入ったところから少しずつ読んでいこう。普通の本では「前書き」にあたるであろう「この本の使い方」には、最後に<なお、商品管...
- 2008.04.12
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本田和子『子どもが忌避される時代』を読む
しばらく前に購入済だった『子どもが忌避される時代』(新曜社)を読んだ。帯には次のように書かれている。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・日本人は「子ども嫌い」になったのか?!かつて来日外国人を驚かせた日本人の「子どもに対する優しさ」。それがいまは?/子育てがリスクと考えられるように...
- 2008.03.10
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岩村暢子『普通の家族がいちばん怖い』
岩村暢子さんの『普通の家族がいちばん怖い』(新潮社)を読んだ。副タイトルに<徹底調査! 破滅する日本の食卓>とあるように、230世帯への「正月とクリスマスの食卓」の聞き取り調査をまとめたものである。18歳と14歳の少年が、サンタクロースに自分のほしいものを伝える手紙を書くという冒頭のエピソードを読んで(手紙を書く彼らは、おそらく母親の「ノリ」に一緒にノッて、ちゃっかりプレゼントを貰っているのだろうが)、...
西原理恵子『ああ娘』
本屋さんで西原理恵子の『ああ娘』を見つけてさっそく購入した。『ああ息子』の続編である。息子編の方は、その「豪快さ」において面白かったのに比べると、娘編の方は、その「したたかさ」に軍配が上がる。授業前に教員ラウンジで読んでいたのだが、思わず笑ってしまい、ちょっと恥ずかしかった。新築の家の廊下にサラダ油をまいて、トドのように滑って遊んでいた1歳と3歳の男の子の話や、3歳にして男(父)をたぶらかす(?)...
変人って? 『フランス反骨変人列伝』を読む
非常勤先のK大学で一緒になる先生から、ご著書『フランス反骨変人列伝』(安達正勝/集英社新書)をいただく。フランス正史にはほとんど登場することのない、いわゆる変わった人たちを紹介している著作である。自分の妻を「公式寵姫」に遇されたことに異議を唱え、時の王と対決したモンテスパン侯爵。社会に復讐するために犯罪を犯し、獄中で詩を発表するなどして話題をさらった「困った変人」のラスネール。しかし、なんといって...
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